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Einsam   Op.15-15  
  Japanische Blatter
孤独(柿本人麻呂)  
     16葉の日本の詩

詩: ベートゲ (Hans Bethge,1876-1946) ドイツ
    Japanischer Frühling 8 Einsam (HITOMARO (etwa 662-709)) 原詩:柿本人麻呂

曲: アイネム (Gottfried von Einem,1918-1996) オーストリア   歌詞言語: ドイツ語





Trostlos,allein zu schlafen diese Nacht,
Die endlos lang ist,wie der lange Schweif
Des Goldfasanen,dessen helle Stimme
Ich von dem Berg herüberklingen höre.

あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ


寂しく、ひとり今宵眠ろう
限りなく長い夜を、長い尾のような
あの金色の雉の尾のような、その澄んだ鳴き声は
山の向こうの方から聞こえてくるよ


個人的には人麻呂の歌ならもっと良いのが他にもたくさんあるように思っているのですが、百人一首に入っているせいかこの歌が一番有名と言えるかも知れないポピュラリティを誇っていますね。こうしてべートゲまで取り上げているところを見ると実は私が良さを感じ取れていないだけでたいへんな傑作なのかも知れません(ちなみにべートゲの「日本の春」の中では、人麻呂の歌は3首取り上げられています)

( 2004.01.18 藤井宏行 )


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