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Vchera my vstretilis’   Op.26-13  
  Pjatnadtsat’ romansov
きのうぼくたちは会った  
     15のロマンス

詩: ポロンスキー (Yakov Petrovich Polonsky,1819-1898) ロシア
      Встреча (1844)

曲: ラフマニノフ (Sergei Rachmaninov,1873-1943) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Vchera my vstretilis’: ona ostanovilas’,
Ja takzhe... My v glaza drug drugu posmotreli...
O,Bozhe! kak ona s tekh por peremenilas’,
V glazakh potukh ogon’,i shcheki pobledneli...
I dolgo na nee gljadel ja,molcha,strogo...
Mne ruku protjanuv,bednjazhka ulybnulas’;
Ja govorit’ khotel; ona zhe,radi Boga,
Velela mne molchat’,i tut zhe otvernulas’,
I brovi sdvinula,i vydernula ruku,
I molvila: proshchajte,do svidan’ja!
A ja khotel skazat’: na vechnuju razluku
Proshchaj,pogibshee,no miloe sozdan’e!

きのうぼくたちは会った:彼女は立ち止った
ぼくもまた...ぼくたちは互いの目を見つめ合った...
おお神様!何と彼女は変わってしまったのか
瞳の輝きは消え去り、頬は青ざめて
そしてぼくは彼女を長いこと見つめていた、しずかに、じっと
ぼくは手を差し伸べた、哀れな彼女は笑みを浮かべた;
ぼくは何か言いたかった、だけど彼女は、お願いだから
何も言わないでといい そして背を向けた
眉をしかめて、そして手を引っ込めて
それから言った:さよなら、さよなら!
ぼくも言いたかった:永遠にお別れだね
さよなら、もういない、それでも恋しい君よ って


ずきんと来るような愛の破局の光景。詩も音楽もちょうどこんな秋に鑑賞するのにぴったりの雰囲気をたたえています。レイフェルクスのバスで歌われるこの歌が朗々として実に見事でした。

( 2008.10.12 藤井宏行 )


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