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Můj drahý tatíčku    
  Zápisník Zmizelého
俺の大切な父さん  
     消えた男の日記

詩: カルダ (Ozef Kalda,1871-1921) チェコ
      

曲: ヤナーチェク (Leoš Janáček,1854-1928) チェコ   歌詞言語: チェコ語


Můj drahý tatíčku,
jak vy sa mýlíte, 
že sa já ožením,
kterú mi zvolíte.

Každý,kdo pochybil,
nech trpí za vinu: 
svojemu osudu   
rovněž nevyminu ! 

俺の大切な父さん
あんたの当ては外れた
俺が結婚するのは
あんたが選ぶ娘じゃないんだ

過ちを犯した者は
その報いに苦しむのさ
自らの運命からは
どうあろうと逃げられはしない!


前の曲から切れ目なくこの曲も続きます。父親に済まないと謝っているところの沈んだ音楽のところでも、伴奏には前の曲の陽気な舞曲のメロディがちらりちらりと顔を出し、そして後半の「過ちを犯したものは」のところではもう遠慮することもなくこのメロディが高らかに奏でられます。「運命に従う」というのがどういうことかは次の曲で。なおチェコ語に詳しくないのでニュアンスなどが分からないのが残念ですが、ここでは「運命」にosudという語を使っています(次の曲も)。
この言葉の方が一般的なようなのですが、もっと深い意味合いが込められているのかも知れません。

( 2008.10.10 藤井宏行 )


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