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Oktava   Op.45-3  
  Poetu
八行詩  
     詩人に

詩: マイコフ (Apollon Nikolayevich Maykov,1821-1897) ロシア
    В антологическом роде  Октава

曲: リムスキー=コルサコフ (Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov,1844-1908) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Garmonii stikha bozhestvennye tajny
Ne dumaj razgadat’ po knigam mudretsov:
U brega sonnykh vod,odin brodja,sluchajno,
Prislushajsja dushoj k sheptan’ju trostnikov,
Dubravy govoru; ikh zvuk neobychajnyj
Prochuvstvuj i pojmi... V sozvuchii stikhov
Nevol’no s ust tvoikh razmernye oktavy
Pol’jutsja,zvuchnye,kak muzyka dubravy.


詩の調和こそ聖なる秘密なり
賢者の書物より明らかにはされぬ
穏やかな水辺をさまよい、偶然にも
葦のささやきを心に留め
カシの木の言葉の、その類いなさを味わい 
理解するべし...詩の韻律の中より 
思いもかけずお前の口から流麗な八行詩が
流れ出るであろうことを 樫の木の調べのように


「近代ギリシャの詩」などで19世紀には広く知られた詩人アポロン・マイコフ、彼の詩にリムスキー=コルサコフは非常に多くの曲を付けていますが、この歌が一番良く知られたものでしょうか。八行詩(Oktava)のスタイルで、まさにその詩の誕生のプロセスを歌っています。あまり強いインパクトはないですがしみじみと良い曲です。
この曲が一番良く知られていますが、この曲を含む5曲からなる歌曲集「詩人に」Op.45、プーシキンの詩2篇と、マイコフの詩3篇に曲をつけたもので構成されています。残念ながら私もこの曲以外は耳にしたことがありませんので、機会があればぜひ全曲を聴いてみたいところです。

( 2008.08.01 藤井宏行 )


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