Skuchaj Bez solnca |
退屈してろ 日の光もなく |
Skuchaj,Ty sozdana dlja skuki. Bez zhguchikh chuvstv otrady net, Kak net vozvrata bez razluki, Kak bez boren’ja net pobed. Skuchaj. Skuchaj,slovam ljubvi vnimaja V tishi serdechnoj pustoty, Privetom lzhivym otvechaja Na pravdu devstvennoj mechty. Skuchaj,s rozhden’ja do mogily Zarane put’ nachertan tvoj, Po kaple ty istratish’ sily, Potom umresh’ - i Bog s toboj, I Bog s toboj! |
退屈してろ 退屈から生まれたやつめ 燃える想いがなけりゃ 喜びもない 別離がなければ 出会いがないように 戦わなければ勝利することもないようにな 退屈してろ 退屈し 愛の言葉に耳を傾けても 空っぽな心の静けさの中 偽りの挨拶で答えるがいい 無垢な夢の真実に向かって 退屈してろ 誕生から墓場まで お前の行く道はもう決まってるんだろ 雫が垂れるように お前は力を使い果たして そして死ぬんだ だから神がお前と共に 神がお前と共にあらんことを祈ってやるぜ! |
私の訳では吐き捨てるような怒りのニュアンスが強くなってしまいましたが、実際は静かに語りかけるように歌われます。メロディも長調ですし怒りというよりは哀願のような感じ。でも何とも面白い、しかし難解な詩です。歌曲集全体の流れからすると、ここで「退屈してろ」と話しかけているのは自分自身。それを踏まえて最終曲の詩を見るとこの曲の意味の深さがわかるかと思います。本当にとんでもない歌ですね。
( 2008.08.01 藤井宏行 )