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Okonchen prazdnyj,shumnyj den’    
  Bez solnca
むなしく騒がしい一日は終わった  
     日の光もなく

詩: ゴレニーシチェフ=クトゥーゾフ (Arseny Golenishchev-Kutuzov,1848-1913) ロシア
      Окончен праздный, шумный день

曲: ムソルグスキー (Modest Petrovich Mussorgsky,1839-1881) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Okonchen prazdnyj,shumnyj den’;
Ljudskaja zhizn’,umolknuv,dremlet.
Vse tikho. Majskoj nochi ten’
Stolitsu spjashchuju ob”emlet.

No son ot glaz moikh bezhit,
I pri luchakh inoj dennitsy
Voobrazhenie vertit
Godov utrachennykh stranitsy.

Kak budto vnov’,vdykhaja jad
Vesennikh,strastnykh snovidennij,
V dushe ja voskreshaju rjad
Nadezhd,poryvov,zabluzhdenij...

Uvy,to prizraki odni!
Mne skuchno s mertvoj ikh tolpoju,
I shum ikh staroj boltovni
Uzhe ne vlasten nado mnoju.

Lish’ ten’ odna iz vsekh tenej
Javilas’ mne,dysha ljubov’ju,
I,vernyj drug minuvshikh dnej,
Sklonilas’ tikho k izgolov’ju.

I smelo otdal ej odnoj
Vsju dushu ja v sleze bezmolvnoj,
Nikem nezrimoj,schast’ja polnoj...
V sleze,davno khranimoj mnoj!

むなしく騒がしい一日は終わった
人々の暮らしは音もなく眠りについている
すべては静かだ、5月の夜の闇が
眠りについた首都を包んでいる

だが私の目から眠りは逃げ去った
そして夜明けの光が射すとき
私の想念はめくっていく
年月の失われたページを

まるでもう一度、毒を吸い込んだかのように
春の、情熱的な夢は
ぼくの心の中で、いろいろなものを呼び覚ます
希望を、嵐を、そして幻滅を

ああ、皆ただの幻だ!
そんな亡霊たちの群れといるのは退屈だ
彼らの古い戯言など
私には何の力も与えない

ただ その中でもたったひとつの幻影だけが
私に現れた、愛を呼吸しながら
その過ぎ去った日々の真の友は
私の枕元に静かに頭を屈めた

私は大胆にもその幻に与えた
私の魂のすべてを 静かな涙と一緒に
誰にも見えない、幸せに満ちた
長いこと私が秘めてきた涙と一緒に


これも一人の部屋で真夜中、いじいじと悩んでいるというよりは黙々と部屋の片付けをしているかのような曲です。体を動かしながら考えているのであまり必要以上に盛り上がったりはしないといったところでしょうか。ただ詞の中で語られている悲しみは途方もなく大きいようにも感じられます。人は悲しみが深すぎると泣くことすらできなくなる、といった表現でしょうか。

( 2008.08.01 藤井宏行 )


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