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Mi Buenos Aires querido    
 
わが愛しのブエノスアイレス  
    

詩: レ・ペラ (Alfredo Le Pera,1900-1935) アルゼンチン
      

曲: ガルデル (Carlos Gardel,1890-1935) アルゼンチン   歌詞言語: スペイン語


Mi Buenos Aires querido,
cuando yo te vuelva a ver,
no habra mas penas ni olvido.

El farolito de la calle en que naci
fue el centinela de mis promesas de amor,
bajo su inquieta lucecita yo la vi
a mi pebeta luminosa como un sol.
Hoy que la suerte quiere que te vuelva a ver,
ciudad porteña de mi unico querer,
y oigo la queja
de un bandoneón,
dentro del pecho pide rienda el corazón.

Mi Buenos Aires
tierra florida
donde mi vida terminaré.
Bajo tu amparo
no hay desengaños,
vuelan los años
se olvida el dolor.
En caravana
los recuerdos pasan
como una estela
dulce de emoción,
quiero que sepas
que al evocarte
se van las penas
del corazon.

Las ventanitas de mis calles de arrabal,
donde sonrie una muchachita en flor;
quiero de nuevo yo volver a contemplar
aquellos ojos que acarician al mirar.
En la cortada mas maleva una canción,
dice su ruego de coraje y de pasion;
una promesa
y un suspirar
borro una lagrima de pena aquel cantar.

わが愛しのブエノスアイレスよ
再びお前に逢い見る時
もう悲しむことも忘れることもないのだ。

私の生まれた通りの街灯は
愛の約束の証人だった
そのほの暗い光の下で彼女と逢ったものだ
太陽のように輝いていた私のあの娘に。
今日幸運が再び私をお前に会わせてくれる
私の愛するただひとつの街、ブエノスアイレスに
私には聞こえる 
バンドネオンのすすり泣きが。
胸の中では心臓が高鳴っている。

私のブエノスアイレスよ
花咲く土地よ
ここでわが生涯を終えたいものだ
お前の腕に守られているから
ここにはどんな失望もない
時は去り行き
痛みは消え去る
隊列をなして
思い出が通り過ぎ
その足跡のような
甘いときめき
お前にわかって欲しい
お前を思い起こせば
痛みは消え去るのだ
わが心より

私の住んでいた場末の通りの小窓には
花のようなあの娘のほほえみが
私はもう一度見つめたい
優しく撫でられるようなあの娘の瞳を
一番さびれた裏道でひとつの歌が
勇気と情熱に祈りを捧げている
ひとつの約束
ひとつの溜息
歌えば痛みの涙も消える


カルロス・ガルデルの歌った望郷の歌。この歌も1934年の映画「下り坂」の主題歌で、彼はこの撮影の帰路、コロンビアでの飛行機事故で命を落とします。再びこの歌のようにブエノス・アイレスを見ることはなかったのでした。
そんな歴史のエピソードを知らずとも、この美しくも郷愁あふれる歌はアルゼンチンタンゴの名曲のひとつとして心にしんみりと響いてきます。多くの人がカヴァーしていますが、やはりガルデル自身のオリジナルを。EMIなどからSP復刻盤が出ています。

( 2007.12.08 藤井宏行 )


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