El majo timido Tonadillas |
控え目な男 トナディーリャス |
Llega a mi reja y me mira por la noche un majo que,en cuanto me ve y suspira, se va calle abajo. ¡Ay qué tío más tardío! ¡Si así se pasa la vida estoy divertida! Si hoy también pasa y me mira y no se entusiasma pues le suelto este saludo: ¡Adiós Don Fantasma! ¡Ay que tío más tardío! ¡Odian las enamoradas las rejas calladas! |
あたしの家の窓のところにやってきてあたしを見つめるの 夜に ひとりの男の人が でもあたしを見つめるだけで 溜息をついて 通りを下って行ってしまう ああ! なんて時代遅れなヤツ そんな風に人生が過ぎていくものならば 全く楽しいでしょうよ! もし今日もまたやってきてあたしを見つめ それでもハッキリしなかったら こんなご挨拶をしてやろうかしら 「さよなら 幽霊さん」って ああ! なんて時代遅れなヤツ だいっ嫌いなのよ 恋する乙女には 黙りこくってる窓なんて |
さてまたまた情けない男登場です。女の子が怒っています。
と言いながら実にユーモアたっぷりな曲。もう1曲大変ほほえましい「賢い恋人」と並んで実はおノロケの歌なのかも知れません。第3曲の「賢い恋人」とならんで楽しげな雰囲気が魅力的だからでしょうか。よく歌われます。歌詞はいくつか違った版もあるようですが、言い回しが面白かったコンチータ・スペルピアの歌っているEMI盤のものに合わせておきました。
( 2007.12.07 藤井宏行 )