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El majo timido    
  Tonadillas
控え目な男  
     トナディーリャス

詩: ペリケ (Fernando Periquet,1873-1940) スペイン
      

曲: グラナドス (Enrique Granados y Campiña,1867-1916) スペイン   歌詞言語: スペイン語


Llega a mi reja y me mira
por la noche un majo
que,en cuanto me ve y suspira,
se va calle abajo.
¡Ay qué tío más tardío!
¡Si así se pasa la vida estoy
divertida!

Si hoy también pasa y me mira
y no se entusiasma
pues le suelto este saludo:
¡Adiós Don Fantasma!
¡Ay que tío más tardío!
¡Odian las enamoradas
las rejas calladas!

あたしの家の窓のところにやってきてあたしを見つめるの
夜に ひとりの男の人が
でもあたしを見つめるだけで 溜息をついて
通りを下って行ってしまう
ああ! なんて時代遅れなヤツ
そんな風に人生が過ぎていくものならば
全く楽しいでしょうよ!

もし今日もまたやってきてあたしを見つめ
それでもハッキリしなかったら
こんなご挨拶をしてやろうかしら
「さよなら 幽霊さん」って
ああ! なんて時代遅れなヤツ
だいっ嫌いなのよ 恋する乙女には
黙りこくってる窓なんて


さてまたまた情けない男登場です。女の子が怒っています。
と言いながら実にユーモアたっぷりな曲。もう1曲大変ほほえましい「賢い恋人」と並んで実はおノロケの歌なのかも知れません。第3曲の「賢い恋人」とならんで楽しげな雰囲気が魅力的だからでしょうか。よく歌われます。歌詞はいくつか違った版もあるようですが、言い回しが面白かったコンチータ・スペルピアの歌っているEMI盤のものに合わせておきました。

( 2007.12.07 藤井宏行 )


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