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Ascot Gavotte    
  My Fair Lady
アスコットのガヴォット  
     ミュージカル「マイ・フェア・レディ」

詩: ラーナー (Alan Jay Lerner,1918-1986) アメリカ
      

曲: ロウ (Frederick Loewe,1904-1988) アメリカ   歌詞言語: 英語


詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
[紳士淑女たち]
すべての公爵が 伯爵が 貴族たちがここに
ここに居るべき方はみなここに居ます
なんと心弾ける 文字通りの鮮烈な光景でしょう:
アスコットのオープニングの日の
ゲートにはすべての馬たちが
待っています 出走の合図が飛ぶのを
なんと心惹く まさに壮絶な瞬間でしょう
アスコットのオープニングの日の

脈は 高鳴り!
顔が 紅潮する!
心拍は 加速する!
私はこれほど心が昂ったことはありません!
まさに今
走り始めるでしょう
ほら!ベルが鳴っています 前に飛び出して来る ご覧なさい
始まりました!

なんと熱狂的な瞬間だったのでしょう
馬たちは保っていませんでしたか 極限のペースを?
まったくスリリングな 絶対的に戦慄する競走でした
アスコットのオープニング・レースの

(詞は大意です)

イギリス上流階級のスノッブ振りをこれかとばかりにカリカチュアライズした合唱。アスコット競馬場でダービーを「鑑賞」する紳士淑女の方々のお上品な振舞いをかなり嫌らしく描き出しています。それだけに競馬にエキサイトして自由奔放に振舞うイライザの魅力が際立っています。映画のヘップバーンの演技も素敵でしたが、できることならジュリー・アンドリュースのここでの演技も見てみたかったところです。

( 2021.10.09 藤井宏行 )


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