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?零的落花 |
舞い落ちる花 |
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あの日を想う 梢の先の枝一杯の花が 春に やさしい緑と赤でなんと魅力的だったことか 不幸にも折られてしまった 彼の冷酷な手で 水に流されることもなく 風や塵になることもなく 薄情な人よ 悲しまないでおくれ 散り行く花を あてもなく漂う 慈悲深い川の魚は見えなくなる 跡形もなく 誰に不幸を嘆き 不平を言えばいいのか 枝から離れてしまっても 新たに嫌いにならないで 風と涙が踊っている このため息を世の人は分かっていない この苦労も 笑っているのだ この雨の滴る中 この急流に葬ってしまいたい この身を 終わりはどこなのだ 私の旅の 翡翠の香りを跡形もなく消します そして、世界からの同情を求めないでください この体を急流で埋めたい 帰りの旅はどこですか この身を消し去りたいのだ 跡形もなく 求めはしない 世間に同情など （詞は大意です） |
( 2021.09.26 藤井宏行 ）