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Stabat Mater    
  Quattro pezzi sacri
悲しみの聖母  
     四つの聖なる小品

詩: 聖歌 (Hymn,-) 
      

曲: ヴェルディ (Giuseppe Verdi,1813-1901) イタリア   歌詞言語: ラテン語


Stabat Mater dolorosa
Iuxta crucem lacrimosa
Dum pendebat Filius

Cuius animam gementem
Contristatam et dolentem
Pertransivit gladius

O quam tristis et afflicta
Fuit illa benedicta
Mater unigeniti!

Quae moerebat et dolebat,
Pia Mater,dum videbat
Nati pœnas incliti

Quis est homo qui non fleret,
Matrem Christi si videret
in tanto supplicio?

Quis non posset contristari
Christi matrem contemplari
dolentem cum Filio?

Pro peccatis suæ gentis
vidit Jesum in tormentis,
et flagellis subditum.

Vidit suum dulcem Natum
moriendo desolatum,
dum emisit spiritum.

Eja,Mater,fons amoris
me sentire vim doloris
fac,ut tecum lugeam.

Fac,ut ardeat cor meum
in amando Christum Deum
ut sibi complaceam.

Sancta Mater,istud agas,
crucifixi fige plagas
cordi meo valide.

Tui Nati vulnerati,
tam dignati pro me pati,
pœnas mecum divide.

Fac me tecum pie flere,
crucifixo condolere,
donec ego vixero.

Juxta Crucem tecum stare,
Et me tibi sociare
in planctu desidero.

Virgo virginum præclara,
mihi jam non sis amara,
fac me tecum plangere.

Fac,ut portem Christi mortem,
passionis fac consortem,
et plagas recolere.

Fac me plagis vulnerari,
Fac me Cruce inebriari,
Et cruore Filius.

Flammis ne urar succensus,
per te,Virgo,sim defensus
in die judicio.

Christe,cum sit hinc exire,
da per Matrem me venire
ad palmam victoria.

Quando corpus morietur,
fac,ut animæ donetur
paradisi gloria. Amen.

悲しみの聖母様は嘆いておられました
十字架のそばで 涙にくれて
そこに掛けられていたからです 息子が

その苦しむ魂は
嘆き 悲しみ
貫かれたのです 剣で

おお なんと悲しくつらいことでしょう
この祝福されたお方が
御子の母たるお方が!

嘆き苦しんでおられるとは
愛情深い母が 見ておられたとき
お産みになられた御子が責め苦を受けられて

誰が泣かずにいられましょう
キリストの母を見て
これほどの苦しみの中におられる?

誰が悲しまずにいられましょう
キリストの母を眺めて
その御子と共に苦しんでおられる?

この国の民の罪のために
彼女は見たのです イエスが苦しまれるのを
そして鞭打たれるのを

見られたのです 大切な御子が
打ち捨てられて死んで行くのを
魂を天に還して

おお御母 愛の泉よ
私にも感じさせてください その悲しみを
あなたと共に私にも嘆かせてください

この心を燃やさせてください
神なるキリストの愛のもと
その御心にかなうように

聖母さま お願いです
十字架で刻み付けられた傷を
私の心にも刻み付けてください

あなたの御子が傷つけられ
私のために苦しまれることになったことを
その責めを私にも分け与えてください

私にあなたと共に心から泣かせてください
十字架の苦しみを共にすることで
私の命のある限り

十字架のそばにあなたと共に立ち
そしてあなたと共に感じさせてください
熱いこの嘆きを

聖処女よ 乙女たちのうちの至高のお方
どうか私を退けたりなさらず
あなたと共に嘆かせてください

私に負わせてください キリストの死を
その受難を共にさせてください
そしてその傷に思いを寄せさせてください

私に負わせてください その傷を
私を十字架で酔わせてください
そして御子の血で

炎で 私が燃やし尽くされることのないように
どうか 聖処女よ お願いします
審判の日に

キリストよ 私がこの世から旅立つときは
御母によって私をお導きください
勝利の栄光へと

この肉体が滅びるときも
どうか この魂にはお授けください
楽園の栄光を アーメン


( 2021.08.12 藤井宏行 )


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