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人生の丘    
 
 
    

詩: 久保田宵二 (Kubota Shouji,1899-1947) 日本
      

曲: 江口夜詩 (Eguchi Yoshi,1903-1978) 日本   歌詞言語: 日本語


雨が涙の 愛ならば
風は試練の 鞭の音
行く手はるけき 人生の
雲よ輝け 丘の上

思い出します 旅立ちの
あの日二人が 手を握り
きっとやろうぜ やりましょと
固く誓った 村はずれ

泣くな妹よ 僕たちの
花と輝く 青春が
何の浮世の波風に
弱くくじけて なるものか

燃えよ薫れよ わが望み
飾る錦の 晴れの日を
幼なじみも ふるさとに
心やさしく 待つであろ

さらば行こうよ 兄弟の
路は遠くも はるけくも
強く大地を 踏みしめて
行けば楽しい 春がくる



佐藤惣之助/古賀政男コンビによる1937年の傑作「人生の並木道」に詞も曲もよく似ています。同じ男女デュエットでもありますし。そんなところが忘れ去られてしまったひとつの理由でしょうか。

( 2021.06.06 藤井宏行 )


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