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Pesnja jamshchika    
 
馭者の歌  
    

詩: バフトゥーリン (Konstantin Aleksandrovich Bakhturin,1809-1841) ロシア
      Песня ямщика

曲: グリリョーフ (Alexander Gurilev,1803-1858) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Al’ opjat’
Ne vidat’
Prezhnej krasnoj doli?
Ja dushoj
Sam ne svoj -
Sokhnu,kak v nevole.
A byval
Ja udal!
S ukharskoju trojkoj
Ponesus’
I zal’jus’
Pesenkoju bojkoj!

Ne knutom
Povedem ?
Tol’ko rukavitsej,
I po pnjam,
Po kholmam
Mchat loshadki ptitsej!
Ni s slezoj,
Ni s toskoj
Molodets ne znalsja,
Popeval
Da guljal…
Vot i doguljalsja!

Uzh dugu
Ne smogu
Peregnut’ kak nado;
Vozhzhi vroz’,
Nu khot’ bros’,
Ekaja dosada!
Noch’ju,dnem
Ob odnom
Tjazhko pomyshljaju:
Vse po nej,
Po moej
Lapushke stradaju!

今一度
見ることはないのか
懐かしく美しい幸福を?
俺の魂は
もうお前のものじゃない -
捨てられたのさ 奴隷みたいに
そして今
俺は追い出されてる!
このおぞましいトロイカに乗って
俺は急ぐんだ
そして埋めちまえ
にぎやかな歌なんか!

鞭じゃない
揮ってるのは -
手袋だけさ
そして切り株を乗り越え
丘を越えて
突進する 馬どもは鳥みたいに!
涙もなく
望みもなく
幸せ者は知らなかった
歌った
そして歩いた...
こうしてうろつき回ったんだ!

もう弓を
俺にはできない
正しく曲げることなんか
手綱を離す
まぁ せめて諦めろ
なんて恥だ!
夜も 昼も
ただひとつ
一生懸命考えてるんだ
あの女のことばかり
愛しい女のせいで
俺は苦しんでるんだ!


( 2021.05.29 藤井宏行 )


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