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O zapakh pomerantsev,tak zhdushchikh zhadno maja   Op.60-3  
  Pjat’ japonskikh stikhotvorenij
おおオレンジの香り なんと熱く五月を待ち望んでいることか  
     5つの日本の詩

詩: グルースキナ (Anna Yevgenevna Gluskina,-) ロシア
      О запах померанцев,так ждущих жадно мая 原詩:日本詞

曲: イッポリトフ=イヴァノフ (Mikhail Mikhailovich Ippolitov-Ivanov,1859-1935) ロシア   歌詞言語: ロシア語


O zapakh pomerantsev,tak zhdushchikh zhadno maja,
Opjat’ vdykhaju ja vsju prelest’ ikh tsvetov...
I vot ljubov’ mel’knula predo mnoj bylaja,
I vnov’ javilsja ty v mechtakh vesny zhelannoj,
No ty ne tot teper’,ne tot,chem byl kogda-to...
Tebja ne uznaju - ved’ serdtsa tvoego
Nikto ne znaet,i ne pojmut ego...
No pochemu tsvety sovsem poprezhnemu blagoukhajut,
I tak oni tebja vsegda,vsegda napominajut!

おおオレンジの香り なんと熱く五月を待ち望んでいることか
再び吸い込むのだ 私はその花たちのすべての美しさを...
そして今 愛がきらめいた 私の前で懐かしく
そして再びあなたが現れたのだ 待ち望んだ春の夢の中に
けれど今のあなたは同じではない 同じではない かつてそうだった人とは...
あなたが私には分からない - なぜならあなたの心を
誰も知らないし 理解できないのだから...
なのに なぜ花たちはみな なおも香り立っているのだろうか?
そしてあなたのことをいつも いつも思い出させるのだ!


( 2021.05.18 藤井宏行 )


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