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The Owl and the Pussycat    
 
フクロウと子猫ちゃん  
    

詩: リアー (Edward Lear,1812-1888) イギリス
      

曲: ストラヴィンスキー (Igor Stravinsky,1882-1972) ロシア   歌詞言語: 英語


The Owl and the Pussycat went to sea
In a beautiful pea-green boat,
They took some honey,and plenty of money,
Wrapped up in a five pound note.
The Owl looked up to the stars above,
And sang to a small guitar,
“O lovely Pussy! O Pussy,my love,
What a beautiful Pussy you are,
you are,
you are!
What a beautiful Pussy you are.”

Pussy said to the Owl “You elegant fowl,
How charmingly sweet you sing.
O let us be married,too long we have tarried;
But what shall we do for a ring?”
They sailed away,for a year and a day,
To the land where the Bong-tree grows,
And there in a wood a Piggy-wig stood
With a ring at the end of his nose,
his nose,
his nose,
With a ring at the end of his nose.

“Dear Pig,are you willing to sell for one shilling your ring?”
Said the Piggy,”I will”
So they took it away,and were married next day
By the Turkey who lives on the hill.
They dined on mince,and slices of quince,
Which they ate with a runcible spoon.
And hand in hand,on the edge of the sand.
They danced by the light of the moon,
the moon,
the moon,
They danced by the light of the moon.

フクロウと子猫が海に出かけました
きれいな緑豆色のボートに乗って
二人は持って行きました 少しの蜂蜜とたくさんのお金を
5ポンドのお札に包んで
フクロウは天の星たちを見上げて
そして歌いました 小さなギターを手に
「おおラブリーな猫ちゃん!おお猫ちゃん 愛しの猫よ
 なんて美しい猫なんだ 君は
 君は
 君は
 なんて美しい猫なんだ 君は!」

子猫はフクロウに言いました「あなたってエレガントな猛禽ね
何て魅力的に甘くあなたは歌うのかしら
ねえ あたしたち結婚しましょう あまりにも長い間ぐずぐずし過ぎていたわ
だけどどうしたら良いんでしょう 結婚指輪は」
彼らは漕ぎ出しました 一年と一日
ボンの木が生い茂る土地を目指して
そしてそこには一本の木があり ブタちゃんが立っていました
指輪を彼の鼻先につけて
彼の鼻先に
彼の鼻先に
指輪を彼の鼻先につけて

「ねえブタさん 1シリングで譲って下さらないかしら あなたの指輪を?」
ブタちゃんは言いました 「いいともさ」と
そこで二人はそれを受け取って 次の日に結婚しました
丘の上に住んでいる七面鳥のもとで
食事はひき肉と マルメロのスライス
それを先割れスプーンで食べました
それから手をつないで 砂浜の上
ふたりは踊りました 月の光のもとで
月の
月の
ふたりは踊りました 月の光のもとで

( 2021.05.14 藤井宏行 )


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