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歌えば天国 映画「歌えば天国」 |
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昭和１６年、太平洋戦争に突入する直前に撮られた音楽喜劇「歌えば天国」。ジャズ風にノリノリの主題歌はなんと「誰か故郷を思わざる」を作った西条八十・古賀政男のコンビでした。どこか日本情緒を匂わせながらも、アレンジ（仁木他喜雄）も含めてなかなか本格的な洋物風に仕上がっています。藤山一郎／二葉あき子／古川ロッパのトリオの歌も決まっていて、今の耳で聴いても十分に楽しめる音楽でした。
( 2021.04.23 藤井宏行 ）