バンジョーで唄えば |
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アメリカン・ポップスの陽気な伴奏楽器と言えばバンジョー、陽気に爪弾きながら歌う歌は楽しげです。服部の戦前に書いたジャズソングの中では今でも辛うじて生き延びている感のある曲ではありますが、ひとつには歌のメロディの平易さということもあるのでしょう。この時期に書かれたもっと尖がった曲に比べると私はいまひとつ印象の薄い作品ではあります。この時期に書かれたジャズソング、間奏に本場の有名なメロディを入れることもよくあり、この作品でもフォスターの「故郷の人々」と「おおスザンナ」が織り込まれていました。
( 2021.03.07 藤井宏行 )