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Mattinata    
 
マッティナータ(朝の歌)  
    

詩: カルドゥッチ (Giosuè Carducci,1835-1907) イタリア
      

曲: レオンカヴァルロ (Ruggero Leoncavallo,1858-1919) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Batte a la tua finestra e dice il sole:
“Levati bella,ch'è tempo d'amare
io ti reco i desir de le viole
E gl'inni de le rose al risvegliare.
Dal mio splendido regno a farti omaggio
Io ti meno valletti aprile e maggio
E il giovin anno che la fuga affrena
Sul fior de la tua vaga età serena!”.

Batte a la tua finestra e dice il vento:
“Per monti e piani ho viaggiato tanto,
Sol uno de la terra oggi è il concento
E de' vivi e de' morti un solo è il canto.
De' nidi ai verdi boschi ecco il richiamo
Il tempo torna,amiamo,amiamo,amiamo
E il sospir de le tombe infiorate
Il tempo passa,amate,amate,amate!”.

あなたの窓を叩き、太陽は言う:
「起きなさい 美しい人よ 今は愛の時ですよ
 私はあなたに運んで来ます スミレの望みを
 そしてバラの賛歌を 目覚めのために
 私の素晴らしい王国からあなたに敬意を表します
 私はあなたを少しお手伝いしましょう 四月と五月に
 飛び急ぐ若き年月は
 美しく穏やかなあなたの時の花の上!」

あなたの窓を叩き、風は言う:
「山や平原を私はたくさん旅しました
 今は大地のただひとつが中心です
 そして生者と死者のたった一つの歌があります
 それが巣の呼び声です 緑の森の中の
 時が戻り 私たちは愛し 私たちは愛し 私たちは愛します
 そして花の咲く墓のため息
 時は過ぎ行きます 愛しましょう 愛しましょう 愛しましょう!」


このタイトルの歌は自作の詞につけた1904の作品が彼の代表作のように歌われていますが、その2年後に書かれたこの歌もなかなか素敵な味わいです。

( 2021.03.06 藤井宏行 )


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