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おしゃれ娘    
 
 
    

詩: 久保田宵二 (Kubota Shouji,1899-1947) 日本
      

曲: 服部良一 (Hattori Ryouichi,1907-1993) 日本   歌詞言語: 日本語


おしゃれ娘は いつも朗らで
 かわいい娘
春の銀座に 首をかしげ
 かわいい娘
赤い唇 黒い眸 夢と希望(のぞみ)を
 胸に抱いて
誰を待つやら ひとりほほ笑む
 おしゃれな娘
おしゃれ娘は いつも陽気な娘

おしゃれ娘は いつも朗らな娘
おしゃれな娘は いつも可愛い娘


おしゃれな娘は いつもおしゃれで
 朗らな娘
宵の銀座に 遅くなるし
 朗らな娘
夢いばら 胸にかけて 君を待つものを
 愛の小唄
ひとり歌って にこり微笑む
 おしゃれな娘
おしゃれ娘は いつも陽気な娘

おしゃれ娘は いつも朗らな娘
おしゃれな娘は いつも可愛い娘



これは凄い。服部の戦後のブギウギでの大活躍を先取りするようなスウィング感あふれる本物のジャズソングです。ド演歌の歌詞に真骨頂を発揮していた久保田の詞もここではなかなかにしゃれてモダンです。なにより歌っているのがブルースの女王・淡谷のり子!そつなくこなす以上の見事なノリノリの歌は一聴の価値あり。脇を固めるコロムビア・リズム・シズターズのスキャットもいい味わいで、忘れ去られるには惜しい録音であり 歌です。

( 2021.03.03 藤井宏行 )


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