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And so I made a Villanelle   Op.65  
 
こうして私は作ったのだ ヴィラネルを  
    

詩: ダウスン (Ernest Dowson,1867-1900) イングランド
      Villanelle of his lady's treasures

曲: スコット,シリル (Cyril Scott,1879-1970) イギリス   歌詞言語: 英語


I took her dainty eyes,as well
 As silken tendrils of her hair:
And so I made a Villanelle!

I took her voice,a silver bell,
 As clear as song,as soft as prayer;
I took her dainty eyes as well.

It may be,said I,who can tell,
 These things shall be my less despair?
And so I made a Villanelle!

I took her whiteness virginal
 And from her cheek two roses rare:
I took her dainty eyes as well.

I said: “It may be possible
 Her image from my heart to tear!”
And so I made a Villanelle.

I stole her laugh,most musical:
 I wrought it in with artful care;
I took her dainty eyes as well;
 And so I made a Villanelle.

私は捕らえた 彼女の可憐な目を そしてまた
 彼女の髪の絹のコイルも:
そして私は作ったのだ ヴィラネルを!

私は捕らえた 彼女の声を 銀の鈴の
 歌のように澄み 祈りのように柔らかい
私は捕らえた 彼女の可憐な目をも

それは多分 私は言った 誰が呼べるだろうと
 これらは私のより軽い絶望ではないかと?
そして私は作ったのだ ヴィラネルを!

私は捕らえた 彼女の純潔の白さを
 そして彼女の頬から二本の妙なるバラを:
私は捕らえた 彼女の可憐な目をも

私は言った:「あるかもしれない
 彼女のイメージが私の心から引き裂かれることが!」
そして私は作ったのだ ヴィラネルを!

私は盗んだ 彼女の笑いを 最も音楽的な:
 私は作り上げた 巧妙な注意を払って
私は捕らえた 彼女の可憐な目をも
 そして私は作ったのだ ヴィラネルを!


( 2021.02.18 藤井宏行 )


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