翡翠 |
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古き翡翠の玉を翳して 曇り日を仰ぎ見る わが心いつしか寂びて 人戀ふる心にはならず… ただ眺むるは 曇り日の 空のいろのみ その空さへひろがり たよりなく されど哀しむすべもなし… |
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( 2021.02.03 藤井宏行 )