勧學の歌 新撰国民唱歌 第3集 |
|
文かき 學びて 智識を 磨け 智識は 世界の 開くる 基 わが家 思ふも 御國の 爲ぞ 天皇の 教へを 忘るな 人よ 螢の 光と 窓おく 雪に 勵みし 昔しに 劣らず 學べ 生れて 知りたる 例しは なきぞ 習ひて 覺へて おこなひ 果げよ すぎにし 昔しの 歴史を 知りて 物事 するにも 鑑と せよや 見知らぬ 土地にて 迷ひも せぬは 地理書を しらべし 學びの 徳よ 話せる 電話も 走れる 汽車も 物理を 習ひし たまもの なるぞ 英語を 學ぶも 佛語を 讀むも 開けし 御代には たよりも 多し 波風 ふきよる 學びの 海に 針路を 定めて 迷はず 行けよ |
|
愛國の歌に続いて掲載されております。
( 2021.01.24 藤井宏行 )