愛國の歌 新撰国民唱歌 第3集 |
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御國を 愛せよ 生れし 國を 住家も 茲ぞや ふせげや ふせげ 御國は 祖先の 治まる 土地ぞ 墳墓を 汚さず まもれや まもれ 恵める 主上に 誠を 盡せ 主上は 貴き 父母 なるぞ 他國に 類なき 三種の 神器 仰げば 貴とし 日の出の 御稜威 四方には 果なき 海原 めぐり 内には 祭れる 神おび たゝし 陸地を 守れる 我 軍隊は 銃劍 揃へて 馬まで ならす 海邊を 守れる わが 軍艦は 烟を 浪間に たゝへて 浮かぶ 業をも 勵みて よの富 ませよ 學業 修めて わが法 示せ 雲間に 聳ゆる 駿河の 富士の 變らぬ 形ちは 我等の 操 波間も 靜けく 澄む 琵琶の海 盡せぬ 水こそ 御國の しるし |
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楽譜には作詞:楓鹿山人とありますが誰のペンネームか不詳でした。
( 2021.01.24 藤井宏行 )