新井白石 少年唱歌(二編)より |
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二葉にこもる せんだんの かをりは今も かたりぐさ 三歳(みとせ)のころに 筆をとりて かいたる文字は 天下一 昼間みじかき 冬の夜の ふけて ねむけの さすころは はだへを つんざく 水をあびて かきこそ をはれ 四千文字 生きて封侯 えられずば 死して えんまの 王たらん ちかひは果して 筑後ノ守 ああ大丈夫 大丈夫 |
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( 2020.11.07 藤井宏行 )