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渡り鳥    
  日本の笛
 
    

詩: 北原白秋 (Kitahara Hakusyuu,1885-1942) 日本
    日本の笛 (1922)  渡り鳥

曲: 平井康三郎 (Hirai Kozaburo,1910-2002) 日本   歌詞言語: 日本語


遠くツグミの
飛ぶ空見れば
冬も末かよ
ちりぢりと

渡り渡りの
みな風の鳥
<いつか吹かれて
ちりぢりと



今年はあまり冬という感じがしないまま春を迎えてしまうかの観がありますが、冬に北国から飛んでくる渡り鳥がまた北へと集団で帰っていく姿を見るのはやはり寂しいものがあるのでしょうか。
この歌も寂しげに、去り行く冬とそして渡り鳥を送ります。

( 2007.02.17 藤井宏行 )


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