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Dubrava shumit    
 
カシの木の森はざわめき  
    

詩: ジューコフスキー (Vasily Andreyevich Zhukovsky,1783-1852) ロシア
      Des Mädchens Klage 原詩: Friedrich von Schiller シラー

曲: グリンカ (Michael Glinka,1804-1857) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Dubrava shumit;
Sbirajutsja tuchi;
Na bereg zybuchij
Sklonivshis’,sidit
V slezakh,prigorjunjas’,devitsa-krasa,
I polnoch’ i burja mrachat nebesa;
I chernye volny,vzdymajas’,bushujut;
I tjazhkie vzdokhi grud’ belu volnujut.

“Dusha ottsvela;
Priroda unyla;
Ljubov’ izmenila,
Ljubov’ unesla
Nadezhdu,nadezhdu - moj sladkij udel.
Kuda ty,moj angel,kuda uletel?
Akh,polno! JA schast’em mirskim nasladilas’:
Zhila i ljubila... i druga lishilas’.

Tekite struej
Vy,slezy gorjuchi;
Dubravy dremuchi,
Toskujte so mnoj.
Uzhe ne vidat’ mne veselija dnej,
Prostilas’,prostilas’ ja s zhizn’ju moej:
Moj drug ne voskresnet; chto bylo,- ne budet...
Chto zh,serdtse minuvshikh utekh ne zabudet.

Akh! skoro l’ projdut
Unylye gody?
S vesnoju -- prirody
Krasy rastsvetut...
No sladkoe schast’e ne dvazhdy tsvetet.
Puskaj zhe drugoe v slezakh ozhivet;
Ljubov’,ty pogibla; ty radost’,umchalas’;
Odna o minuvshem toska mne ostalas’.”

カシの木の森はざわめき
雲は寄り集まっている
岸辺に急ぎ
もたれかかって座っている
涙にくれて顔をゆがめる美しい少女
真夜中に嵐は空を暗くして
黒い波が逆巻き 荒れている
そして重いため息がかき乱すのだ この乙女の胸を

「魂はやつれ果て
 心は悲しいのです
 愛はうつろい
 愛は奪い去りました
 希望を 希望を 私の甘い幸運を
 どこですかあなたは 私の天使よ どこへ飛んで行ったのですか?
 ああ もう十分です!私は楽しみました この世の幸せを
 生き 愛しました... そして恋する人をなくしたのです

 奔流となって流れる
 お前たち 熱い涙よ
 深いカシの木の森よ
 嘆いておくれ 私と一緒に
 私は二度と見ることはないのです あの喜びの日々を
 お別れです お別れです わが人生よ
 私の恋人は戻っては来ません 起ってしまったことはもう ...
 それでも この心は忘れられないのです 過ぎ去った喜びを

 ああ!過ぎ去って行くのでしょうか すぐに
 暗い年月も?
 幸せな春が − 自然が
 美しさが花開く...
 けれど甘い幸せはもう二度と咲きません
 別のものを生まれさせましょう 涙のうちに
 愛しい人 居なくなってしまった あなたは喜び 去って行った
 過去への焦がれだけなのです 私に残ったのは」


( 2020.07.24 藤井宏行 )


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