Aprel’! Veshnij prazdnichnyj den’ |
四月! 春の祝宴の日 |
Aprel’!.. Veshnij prazdnichnyj den’! Da,veshnij den’... Luga v rose. Ty prishla v belom plat’e svoem, i dva podsnezhnika v kose da,dva tsvetka v temnoj kose. I bez slov my seli na mokh,barkhatnyj mokh. V bleske luchej ves’ mir zelenel, kazhdyj listok vlagoj blestel. V legkoj teni,gde-to u nog, zhurchal ruchej. A v kustakh zvenel golosok ptichki lesnoj. Ruki tvoi v svoikh ja tak berezhno szhal v to jasnoe utro vesnoj svetloj vesnoj. Pomnish’,pomnish’? |
四月! 春の祝宴の日!そう 春の日... 牧場は露に濡れている あなたはやって来た 白いドレスで 二輪のマツユキソウを着けて 三つ編み髪に そう 二輪の花を 黒い三つ編み髪に そして言葉も交わさず 私たちは座った 苔の ビロードの苔の上に 輝く光の中で 全世界が緑だった すべての木の葉は 濡れて光っていた 明るい木陰 どこか足元で 小川がささやいていた 茂みの中で 声が響いた 森の小鳥たちの あなたの手を この手の中に 私はそっとやさしく握りしめた あの晴れた朝 春の あの明るい春の 覚えているだろうか 覚えているだろうか? |
作曲された1891にはフランス語の原詩に付けられていたようです。同じフランス語詞にはシャミナードが曲をつけたものがあるようです。
のちに出版されたあとはトゥシュノヴァのつけたロシア語詞でもっぱら歌われているようですので、ここではそのロシア語詞の方を取り上げています。
( 2020.04.09 藤井宏行 )