TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Pep?ta    
 
ペピータ  
    

詩: パンツァッキ (Enrico Panzacchi,1840-1904) イタリア
      

曲: トスティ (Francesco Paolo Tosti,1846-1916) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Tu m’hai detto che piangente
 La vedesti nel partir;
 Ho quel sogno ognor presente
 E la segue il mio sospir.
  Della sorte i rei divieti
  Saprò mesto soffocar...
  Ma tu buona,a me ripeti
  Che l’hai vista lagrimar.

Come fior che lunge olezza,
 Giunge a me la sua beltà;
 Piena è l’alma di tristezza,
 De’ suoi baci in cerca va.
  Ahi Pepita! Io che l’ho tanto
  Vista ridere e danzar...
  Di’,a sollievo del mio pianto,
  Che l’hai vista lagrimar.

Ahi Pepita! A noi che resta
 Dopo i gaudi dell’amor?
 De la vostra ultima festa
 Serbo un velo,un guanto,un fior;
  Ma nel sangue io sento ancora,
  Il suo bacio ultimo errar...
  Deh ripeti ond’io non mora,
  Che l’hai vista lagrimar!

あなたは私に言った 泣いていると
 あのひとが去って行くのを見て
 私には夢がある どんなときも
 そしてため息が続く
  運命の残酷な禁止に
  息が詰まることが分かる...
  でもやさしいあなたは あなたは私に繰り返す
  あのひとが泣いていたのを見たと

長く香る一輪の花のように
 私に届く あのひとの美しさは
 魂は悲しみに満ちている
 あのひとのくちづけを求めて
  ああ ペピータ!私はあまりにたくさん
  笑いとダンスを見てきたのだ...
  話して 私の涙の慰めに
  あのひとが泣いていたのを見たと

ああ ペピータ!私たちに何が残っているのか
 愛の喜びの後には?
 最後のパーティーの
 ヴェールを 手袋を 花を残した
  けれど血の中で私はまだ感じている
  あのひとの最後のくちづけを...
  どうか 繰り返して 私が死なないように
  あのひとが泣いていたのを見たと!

( 2020.03.08 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ