Era l'anima mia Madrigali,libro quinto |
私の魂は マドリガーレ集第5巻 |
Era l'anima mia già presso a l'utim'ore e languia come langue alma che more; quando anima più bella e più gradita volse lo sguardo in sì pietoso giro, che mi manten' in vita. Parean dir que' bei lumi, “Deh. perché ti consumi? Non m'è sì caro il cor,ond'io respiro, come se' tu,cor mio; se mori,ohimè,non mori tu,mor'io.” |
私の魂は もう迎えようとしている 終わりの時を そして苦しんでいた 死にゆく者の苦しみのように その時ひときわ美しく素敵な魂が そのまなざしを向けてくれたので 思いやりに満ちて 私を生き長らえたのだ こう言っているようだった その美しい光は 「ああ なぜそんなにやつれ果てているのですか? 私にはさほど大切ではないのです この心は 私は息づいています あなたがまるで私の心であるかのように もしあなたが死んだなら あなたが死ぬのでなく 私が死ぬのです」 |
( 2019.12.10 藤井宏行 )