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Voron k voronu letit   Op.23-2  
  Chetyre khora
カラスがカラスのところに飛んで行き  
     4つの合唱曲

詩: プーシキン (Aleksandr Sergeyevich Pushkin,1799-1837) ロシア
      Ворон к ворону летит(1828)

曲: リムスキー=コルサコフ (Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov,1844-1908) ロシア   歌詞言語: ロシア語


Voron k voronu letit,
Voron k voronu krichit:
,,Voron,gde b nam otobedat’ ?
Kak by nam o tom provedat’?``

Voron voronu v otvet:
,,Znaju,budet nam obed;
V chistom pole pod rakitoj
Bogatyr’ lezhit ubityj.

Kem ubit i otchego,
Znaet sokol lish’ ego,
Da kobylka voronaja,
Da khozjajka molodaja.

Sokol v roshchu uletel,
Na kobylku nedrug sel,
A khozjajka zhdet milogo,
Ne ubitogo,zhivogo.``

カラスがカラスのところに飛んで行き
カラスがカラスにこう叫ぶ:
「カラスよ どこで昼飯食うカア?
どうやってそこに行くのカア?」

カラスはカラスにこう答えた:
「知ってるよ どこで昼飯くうのかは
広場の中のヤナギの下さ
そこで勇士が殺されたのさ」

誰が殺されたのか それはなぜかは
彼の鷹だけが知っている
そうさ 牝馬カラス
そうさ 若いお嬢さん

鷹は飛び去った 森の中へと
馬の上には仇が座っていた
そして乙女は待っている 恋人のことを
殺されてはいない 生きていると


もとはスコットランドの民謡だったものをプーシキンがロシア語にしたもののようです。

( 2019.12.09 藤井宏行 )


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