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Little Celandine   CG. 402  
 
ちいさなセランダイン  
    

詩: ワーズワース (William Wordsworth,1770-1850) イギリス
      

曲: グノー (Charles Gounod,1818-1893) フランス   歌詞言語: 英語


Pansies,lilies,kingcups,daisies,
Let them live upon their praises
Long as there's a sun that sets
Primroses will have their glory
Long as there are violets
They will have a place in story
There is a flower that shall be mine,
'Tis the little Celandine.

Ere a leaf is on a bush
In the time before the thrush
Has a thought about her nest
Thou wilt come with half a call
Spreading out thy glossy breast
Like a careless prodigal
Telling tales about the Sun
When we've little warmth or none.

I'll befall the yellow flowers
Children of the flaring hours!
Buttercups that will be seen
Whether we will see or no;
Others,too,of lofty mien
They have done as worldlings do,
Taken praise that should be thine,
Little,humble Celandine.

パンジーよ ユリよ キンポウゲよ デイジーよ
生きるがいい 賛美を受けながら
沈む太陽がある限り
プリムローズには栄光があろう
スミレがこの世にある限り
彼らには物語の場があるだろう
ひとつの花がある 私のものになるべき
それはちいさなセランダインだ

葉が茂みにつく前に
前の時に ツグミが
自分の巣のことを考えている前の
お前はやってくる かすかな呼び声に
広げながら その光沢ある胸を
まるで呑気な放浪者のように
語りながら 太陽の物語を
まだ暖かさがほとんど あるいはは全くない時に

私は愛する この黄色い花たち
この燃え立つ時間の子供たちを!
キンポウゲは見られるだろう
私たちが見ようとしようとするまいと
他の花たちも 気高そうな物腰で
彼らはなしたのだ 俗物どもがしているように
お前のものとなるべき賛美を受け入れることを
ちいさな 慎ましいセランダインよ


( 2019.05.19 藤井宏行 )


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