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Ode on the rejection of St. Cecilia   Op.13a-6  
  To a poet
聖セシリアの拒絶に寄せるオード  
     詩人に

詩: バーカー (George Granville Barker,1913-1991) イギリス
      

曲: フィンジ (Gerald Finzi,1901-1956) イギリス   歌詞言語: 英語


詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
起きよ 地下に眠れる者共よ 起きよ墓より
心壊れし空の下
そして聞け 白鳥の歌う悪夢の嘆きを
この見捨てられた記念日のための
角のあるものの心のすすり泣きが荒野にあるところ
昼の雷のもと

こだまする足音が真夜中の遺跡に
響く カタコンベの時計のように
力なき家と遺棄された頭蓋骨を抜けて
そこはかつてセシリアが振ったところ 彼女のベールを
こだまと嘆き 足音 彼女に付き従った
ここで こだまの中 彼女は勝利する

眠れ 虫に喰われた泣く者たちよ 沈黙が彼女の祭壇だ
頭のドラムに 籠った響きの
闇の時代に ため息は生贄
やさしきセシリアの沈黙 今沈黙はやさしい
決して声がしなかったとき ここでは沈黙に -
打ちのめされて彼女は嘆く 長く打ち捨てられた偉大さのうちに

おお止めよ 呼ぶ札会社を 頭蓋骨の中の
獣のように私たちは向かっていく!
騒々しかったのだ 美しき水の精は
懸命に歌いながら 彼女のベッドが満たされるまで
女を愛する死に?
七つの海の偉大な嘆き手たちに
海だけを悲しませるのだ
彼らの膝の上の難破した創造のハープで
セシリアが石に変わるまで

(詞は大意です)


( 2019.05.18 藤井宏行 )


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