June on Castle Hill Op.13a-5 To a poet |
キャッスル・ヒルの六月 詩人に |
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草が茂った頂の上 塔ひとつ今はなく 石ひとつなく ラッパの響きひとつなく 急ぎ行く足音ひとつない ただひとつ 野生のパセリははためかせる 白い旗をはるかに 戦争のない世界の上で 大地は眠る 平和のうちに なお止まることなく 空は 鼓動している 怒ったように まるで蜜を積んだ蜂が 飛んで行くように そして ひそかな針 そのその不機嫌な羽音は 来る戦争のささやきなのだ (詞は大意です) |
( 2019.05.18 藤井宏行 )