Io mi son giovinetta Madrigali,libro quatro |
あたし 若い女の子なの マドリガーレ集第4巻 |
“Io mi son giovinetta e rido e canto alla stagion novella”, cantava la mia dolce pastorella, quando subitamente a quel canto il cor mio cantò quasi augellin vago e ridente: “Son giovinetto anch'io e rido e canto alla gentil e bella primavera d'amore, che nei begli occhi tuoi fiorisce.” Ed ella: “Fuggi,se saggio sei,” - disse - :l'ardore, fuggi,chè in questi rai primavera per te non sarà mai.” |
「あたし 若い女の子なの だから笑って歌うのよ 新しい季節に」 そう歌ったんだ ぼくのかわいい羊飼い娘は すると突然 その歌に合わせてぼくの心も 歌い出したのさ さえずり笑う小鳥みたいに: 「若い男の子だよ ぼくだって だから笑って歌うんだ 優しくて美しい 愛の春に それは咲いてるよ 君のきれいな瞳の中に」すると彼女は: 「どっか行ってよ あなたが馬鹿じゃなかったら」 - そう言ったんだ - :「熱い人 お行きなさい この目には あなたのための春は決して入らないのよ」と |
( 2019.05.12 藤井宏行 )