里心 |
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笛や太鼓に さそわれて 山の祭に 来て見たが 日暮はいやいや 里恋し 風吹きゃ木の葉の 音ばかり 母さま恋しと 泣いたれば どうでもねんねよ お泊りよ しくしくお背戸に 出て見れば 空には寒い あかね雲 雁 雁 棹になれ さきになれ お迎いたのむと 言うておくれ |
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( 2019.04.01 藤井宏行 )