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アメリカ爆撃    
 
 
    

詩: 野村俊夫 (Nomura Toshio,1904-1966) 日本
      

曲: 古関裕而 (Koseki Yuji,1909-1989) 日本   歌詞言語: 日本語


アメリカ 本土 爆撃
この日を 待ちたる 我等
祈りを あげながら 聴け
鳴り出す 警報(サイレン)を
あれはアメリカ 弔う歌だ
わめき 立つな も早や 遅い
我等は 荒鷲!

アジヤの 敵の アメリカ
悲鳴を 吐くまで やるぞ
この日の 来る時を 待ち
鍛えた この腕だ
笑って行かうぞ 翼の戦友
叩き のめせ 叩き つけろ
我等は 荒鷲!



太平洋戦争緒戦でまだ日本中が勝利に沸き返っていた昭和17年の3月に発売されました。そのため日本の勝利を確信し、やがてアメリカ本土を爆撃するのだ、と景気よく意気込みを歌っておりますが結果はご存じの通り。ひとつの時代のあだ花として今や忘れ去られた歌ですがここに記録に残して置こうと思います。

( 2019.01.16 藤井宏行 )


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