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ふる里    
 
 
    

詩: 金城栄治 (Kaneshiro Eiji,1903-1930) 日本
      

曲: 宮良長包 (Miyara Chouhou,1883-1939) 日本   歌詞言語: 日本語


どんと踏んだよふる里の土
土は赤いが稲穂が実る
実る稲田にさざ波うたせ
流れて来るは黄金の波よ
若いかいなの血潮が踊る
海の彼方に夕日が赤い
夕日が赤い

どんと踏んだよふる里の土
海は青いよ白帆が走る
走る白帆に大漁旗を
上げて父さま帰るよと
浜で待つ子の瞳が光る
海の彼方に夕日が赤い
夕日が赤い

どんと踏んだよふる里の土
黄色なユーナの花が散る
散った井戸端で衣洗う
母は笑顔で迎えたよ
老いの瞳が曇ってた
海の彼方に夕日が赤い
夕日が赤い



( 2018.12.30 藤井宏行 )


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