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酒は泡盛    
 
 
    

詩: 宮良高夫 (Miyara Takao,1913-1965) 日本
      

曲: 宮良長包 (Miyara Chouhou,1883-1939) 日本   歌詞言語: 日本語


赤い梯梧(でいご)の花のように
 燃えて 咲け咲け酒の花
ソレソレ酒は泡盛 活力(ちから)の泉
 飲もうよ 朗らか踊ろうよ

日本は神国 御酒の国よ
 御酒 上らぬ神はない
ソレソレ酒は泡盛 活力の泉
 飲もうよ 朗らか踊ろうよ

飲めば若やぐ 長寿の薬
 浦島竜宮(琉球)に 舞い戻り
ソレソレ酒は泡盛 活力の泉
 飲もうよ 朗らか踊ろうよ

右に奮斗 左に愛酒
 琉球泡盛 酒の花
ソレソレ酒は泡盛 活力の泉
 飲もうよ 朗らか踊ろうよ



沖縄民謡の名曲のひとつ「なんた浜」を生んだ宮良−宮良コンビの異色作品にこんなのがありました。昭和10年、当時本土にマーケットを広げて行った琉球焼酎・泡盛のPRのために作られたなかなかファンキーな音頭。結構当時はウケたようですが、中国との戦況の悪化で酒飲みで浮かれてなど居られない時代となってしまい、今や忘れられた歌となりました。大工哲弘さんの歌ったものがYoutubeにアップされていて、それで私も初めて存在を知った次第です。

( 2018.12.18 藤井宏行 )


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