釣行記2013

2013年8月 源流でゴギ

8月29日
8月いっぱいで渓流が禁猟になるので、最後にゴギ(イワナ)を
狙ってみることにしました。

20年前に広島にいたころ、中国山地のイワナは釣ったことあるのですが、
ゴギかどうかは確認していませんでした。
まあ、生息地を考えればゴギだと思うのですが、放流物がいたかもしれないし?
そこで、確実にゴギと確認するのと、きれいな写真を撮りたかったので、
一度挑戦しようと思ってました。

ゴギは河川の最上流部に生息しているので、地図をたよりに源流を目指します。
しかし、最初に目をつけていたところは、通行止めで断念。
引き返して、次に行った川は良さそうな感じなのでやってみることにしました。
渓流

タックルは、6フィート4インチのロッドに、フロロ0.8号にルアー直結です。
ルアーは、なぜか自作ジグ(笑)

川に下りて数投で、第一号がヒット!
まずまずのアマゴ。
アマゴ

ゴギじゃなくて、ちょっとがっかりだったけど、
すぐ釣れたので、魚影の濃さに期待してわくわくしてきます。
しかし、道路から近いとこでそうそう釣れるはずもなく、
次のヒットは1時間も釣り上がってからでしたが、これもアマゴ。

ここでアクシデント発生。
山奥の単独釣行なので注意はしてたのだけど、やっぱりこけた!
足はひねるし、腰は打つし、痛い・・・でも大丈夫?
体は大丈夫だったけど、竿が大丈夫じゃなかった。
見事にトップが折れてました。(大泣)
どうしようもないので、このまま釣ります。

その後もポツポツヒットしてきますが、すべてアマゴ。
釣れればうれしいのですが、やはり狙いはゴギ。
ちょっとした落ち込みで、ルアーを自作のミノーにしてみた。
トィッチを入れながら引いてくると、ヒット!
寄せてくると、細長く茶色い。
やった。ゴギだ!
ゴギ

この後、どんどん上流に行くにつれ、魚影が濃くなってきた。
ルアーを引けるだけの水があれば、何らかの反応がある。

しかし、穂先が折れてるのでキャストは決まらないし、
アワセもいまいち・・・
おまけにメンテもしてないミノーを持ってきたので、
フックは錆びて針先はなまってる。

せっかく状況は抜群なのに、キャストミスやバラシまくりで、
もったいない・・・

そんなヘボヘボな状況でも、源流のウブな魚が遊んでくれます。
ちょっとしたプールで、今回最大の26センチ!いい顔してます。
ゴギ

タカハヤもヒットしてきます。型もいい。
タカハヤ

今回最大のアマゴ25センチ
アマゴ

朱点の鮮やかなゴギ。本当にきれい!
頭部まで白点が続くのがゴギの特徴です。
ゴギ


渓流の気持ち良さに浸って、気がつけば5時間も釣り上がってました。
熊も怖いし、初めての源流釣行なので、このへんで終了としました。

ゴギ15尾にアマゴ13尾、タカハヤ3尾の大満足の釣果でした。
貴重な生き物なので、丁寧に扱ってすべてリリースしたから、
来年、一回り大きくなって会えたらいいな。
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