アクアリウム

アクアリウム/オーバーフロー濾過槽の作り方

オーバーフロー用の濾過槽ってどれも高価なので、ホームセンターに売ってるコンテナボックスで自作しました。
      
ろ材まで入れても1万円程度で、わりと簡単に出来るので、作り方を紹介します。
もう2年以上経過しましたが、なんのトラブルもなく魚の状態も良いです。



1.構造について

構造について以下の図のように考えました。
上部にウールボックス、濾過槽本体の内側にもコンテナボックスを入て三層構造とします。
黒・青・緑の箱がそれぞれコンテナボックスです。

排水管を濾過槽底部に設置することにより、排水するだけである程度掃除でき、 また、何かあった時?用にすべてオーバーフローを設けて水漏れ事故を予防しています。

濾過槽構造


2.濾過槽本体の加工

近所のホームセンターで組み合わせを考慮したコンテナボックスを購入し、配管用の穴を空けます。
次に塩ビパイプを組み合わせ、排水用とオーバーフロー用の配管を作ります。
排水用の塩ビパイプには、ところどころ穴を開けます。

濾過槽配管

コンテナボックスへの固定は、バルブソケットや給水栓エルボをゴムと一緒に挟み込みました。 接着はしていません。
大き目のオーバーフローを設けているので、常時給水も可能です。

濾過槽排水管


3.濾過槽内ボックスの加工

濾過槽本体にきっちりと収まるように取っ手の部分をカットします。
流水の経路を作るため、底面全体と側面の一部に穴を開け、また、底部の一部分に塩ビ板を張ります。
濾過槽本体から内ボックスを浮かせるため、底面の5箇所(四方と中央)に塩ビ管を取り付ける。

濾過槽内ボックス


4.濾過槽本体と内ボックスの接着

濾過槽本体に内ボックスを接着します。
専用の接着剤で接着した後、シリコンコーキングで埋めます。
また、第1槽の底部にプランターの中敷を加工した底板を取り付けます(固定はしない)。
注:コンテナボックス(ポリプロピレン製)の接着には専用の接着剤(GPクリヤー等)が必要です。

濾過槽本体と内ボックスの接着


5.ウールボックスの製作

ウールボックス用コンテナに排水用とオーバーフロー用の塩ビパイプを取り付けます。

ウールボックス

次に底板を作ります。
農業用の穴あき板(プラ製)に足として塩ビパイプを取り付けます。
オーバーフロー用の穴も空けます。

ウールボックス底板

取り付けるとこんな感じ!底板は置くだけです。

ウールボックス完成


6.組み立て・設置

後は本体とウールボックスの蓋に必要な穴を開け、組み立てれば完成です。

設置状況

中のろ材は、防犯砂利!100円ショップの洗濯ネットに入れてます。
手前に見える塩ビ管は、オーバーフロー用です。

濾過槽内部
アクアリウム
近所で釣ったり捕った日本産淡水魚を水槽2本で飼ってます。

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