ブレゲンツ
 
   Schwarzenberg へ行く前の午前中は時間があるのでブレゲンツを散策したりして過ごしました。その部分をここにまとめておきます。ブレゲンツの中心街は1時間もあればすべて回れるくらいの規模です。古い教会とか古い町とかがあるようですが今回は回りませんでした。
 
ホテルとその周り
   ホテルは Brgenz の駅から歩いたら30分ほど、バスで7〜8分ほどのところで、緑の中のシティホテルといううたい文句のホテルです。ホテルのバルコニーから見える景色をとってみました。まさに緑の中のホテルという感じです。Bregenz は湖あり山ありの地で様々なリゾートが可能なのでしょう。
早朝の気球を発見しました。別の日には緑の上に飛行船も飛んでいました。近くを散策すると、木々の間から遠くスイスの山々も垣間見えるところです。
 
湖上音楽祭ステージ
   今日から演奏会が始まる。2時の電車までは時間が有るが午前中山登りをしてしまったので身支度を整えて12:06分のBUSで駅まで降りる。ステージまで歩いて5分ほどでたどり着けるが何しろ暑い!。
今年の出し物はWEST SIDE STORY で7月17日が初日なので既に舞台のセッティングは出来ている。まだ、会場は何も使っていない状態なので、自由に中まで入れる。
階段を上がっていくと、誰か練習している声が聞こえる。あれは多分アニータの歌だ!。 本物の歌手か?、控えの歌手かは解らないのだけれど、とても上手い。しばらく立ち聞きをする。
考えて見れば日曜日。海水浴客は溢れるほどいるのでロビーではやたら、客目当ての出店で装飾品を含む様々な石(トルマリンなど)を売っていて変な感じ。通り越してステージの方へと出ていく。座席は4000席ほど有りそうだ。
  
電車の窓からも見えていたけれど、毎年、前衛的な、傾いたようなセットが多いし、何を作っているのか遠くからではよく解らなかった。でも近くまで寄ってくると、アルミとアクリルを組み合わせた、とがったオブジェはN・Yのマンハッタンを現していると察しがつきます。スラム街の家はやはり傾いていて、歩きにくそうな気がする。だだっ広い観客席によく見えるようにするためには角度を着けなきゃいけないのかしら?

  
そのセットにスプレー落書きが施して有るのですが、このBREGENZではこうした落書きがかなり横行していて、何処の国でも頭を悩ませているのではと同情してしまう。
一応ステージ、観客席、湖上を囲むフェンスが有り湖からの侵入は出来ないように成っている。33℃のこの暑さ、フェンスの外では大勢水の中に飛び込んでいる。暑いよ〜。私も飛び込みたい!!
 
高いところ
   ホテルの窓から山の頂上に何か建物が見えます。たぶん以前ブレゲンツに行ったことがあるという近所の人から聞いていたレストラン GEBHARDSBERG だと思います。9日は朝からロープウェーで登る Pfänder という所へ行こうとバス停で待っていたらバスが全然来ないし、人も来ないのでひょっとしてホテルのフロントに戻って聞いたら今日は祝日だということ。
そこで、歩いてこの山に登ることにしました。鬱蒼とした森の中ですが、きちんと登山道ができていて、そこを子ども連れの家族、杖をついたご老人、はてさて、自転車に乗ったまま登る人いろいろです。もちろん祝日だからだろうとは思いますが。頂上の展望台から湖側が望めます。写真ではよく見えませんが、中央の湖の中につきだした島のようなところが、ドイツの Lindau という町です。爽快ですが、実はこれは失敗、相当疲れてしまいました。
10日は前日行けなかった Pfänder へ行きました。バスで町中のバスセンターまで行き、そこから歩いて5〜6分でロープウェーの駅です。ロープウェー自体は6分ほどで頂上(1064m)へつきます。頂上からは湖側だけでなく、後ろの Bregenzer Wald と呼ばれる山側も望めます。点在する集落のどれかが、Schwarzenbergへ行く途中の町かなと想像しますが正確にはわかりません。疲れは相当たまってきているようで、この日は、昼過ぎにホテルに戻ってからはお昼寝をして体力回復を図りました。(H)
 
2003.6.20