宇都宮平和祈念館をつくる会
■ ふくべ灯篭流し

「ふくべ灯篭流し」の実践

―郷土色を生かした語り継ぎ活動―


当会では、定例事業として、「宇都宮空襲展」、戦跡めぐりの「ピースバスの運行」、とともに、7月12日の宇都宮大空襲の日にあわせての宇都宮犠牲者追悼「ふくべ灯篭流し」を3大事業と定めています。

この「ふくべ灯篭流し」は、「かんぴょう」の実の外皮である「ふくべ」を利用して作った「灯篭」を流すものです。「かんぴょう」は、栃木県、とくに宇都宮周辺でその生産量が全国の90パーセントを占める特産品で、その外皮である「ふくべ」は物入れや花器、スピーカーなどさまざまに利用され、地元の民芸品となっています。

「ふくべ灯篭流し」は、地元の特性を生かしたユニークな企画として社会的な注目を集めるようになりました。毎年1,000人を越す多くの観衆を集め、マスコミの紙面やTV画面をにぎわすなど、宇都宮の夏の風物詩ともなっています。

ただ、ここで強調しておきたいことは、この「ふくべ灯篭流し」実践は単なる「夏の風物詩」企画なのではないということです。空襲の悲惨を語り継ぎ平和への願いを新たにしたいという、会員の切なる願いの現われに他ならないのです。実際、この企画が毎年実施されるためには、「裏方」としての多くの志ある市民の力が結集されていることをお伝えしたいと思います。


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