戦争体験の「語り継ぎ活動」の実践
― 空襲の体験を語り伝えるために ―
私たちが経験した悲惨は、人間の言葉として発せられた時、最も伝える力を持ちます。それゆえに、当然なことですが、「真実」を伝えることが私たちの大切な役割になります。私たちはその手段の一つとして「紙芝居」を利用しています。宇都宮空襲に関しての講演や紙芝居の上演などを通しての『語り継ぎ活動』を続けています。
私たちはさまざまな機会を捉えて、空襲の真実を客観的に市民の皆さんに伝えていくことを使命と思っています。そのため、会の仲間の空襲体験の語り部たちは、宇都宮空襲の歴史的事実の検証にも努めています。

(←左写真)当会にはたくさんの聴覚障害者の皆さんが入会しており、さまざまな会の活動に尽力されています。左の写真は「ろうあ者」による「ろうあ者」に対する、手話による宇都宮空襲紙芝居の上演です。
(右写真→)観衆の人数が多い場合は、後部座席の人には紙芝居は見づらくなります。そのため、紙芝居上演と同時に画面をスクリーンに映写する方法をとっています。紙芝居の良さを残したまま、マルチメディアの手段を取り入れているわけです。
学校や市民対象の講話や紙芝居を通じた語り継ぎ

↑宇都宮大学付属小学校6年生社会科サポート授業風景【2007年12月】


↑宇都宮市立明保小学校での授業風景【2008年12月】
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未来をになう子どもたちに戦災の体験を語り伝えることは、私たちの大きな仕事のひとつです。学校からの求めに応じて、学校に出向いて授業のなかで直接に子どもたちに語りかけています。
授業の効率と効果の上から、授業終了数日後、生徒たち全員の感想並びに質問の文書を募り送付してもらい、生徒の感想に対するコメント並びに質問の回答を個別に全員に返送しています。生徒とのこの『Q&A』の交信は、すでに全体で2,000通を超えています。
これまで当会が講話や紙芝居を行った学校は16校になります。
宇都宮市立横川中央小学校、同市立横川西小学校、同市立横川東小学校、同市立中央小学校、同市立昭和小学校、同市立西小学校、同市立東小学校、同市立錦小学校、同市立上戸祭小学校、同市立簗瀬小学校、同市立明保小学校、同市立一条中小学校、同市立旭中小学校、宇都宮大学付属小学校、栃木県立鹿沼東高等学校、宇都宮市立泉が丘小学校。
そのほか、2007〜2009年度の講話や紙芝居上演の実績は、次の通りです(カッコ内氏名は担当者)
- 九条の会・雨情 設立総会『地方都市空襲と戦時下の市民生活』(2007年12/8:大野幹夫)
- 宇都宮市立旭中学校・講演『宇都宮空襲を語る』(7/20:入沢荘介)
- 前橋テレサ(空襲・戦災を記録する会全国連絡会議前橋大会会場)にて(8/4:宇都宮平和祈念館をつくる会活動報告大野幹夫 紙芝居大塚房子)
- 宇都宮空襲展会場・紙芝居(8/24:大塚房子)
- 宇都宮市立泉が丘小学校・講演『宇都宮空襲を語る』(11/22:入沢荘介)
- 宇都宮市立明保小学校6年生社会科出前授業『宇都宮空襲於戦時下の市民生活―紙芝居と講話―』(12/7:大野幹夫)
- 宇都宮大学付属小学校6年生社会科出前授業『宇都宮空襲於戦時下の市民生活―紙芝居と講話―』(12/13:大野幹夫)
- 栃木県国家公務員等労働組合協議会秋季学集会・講演『命の尊厳を基調とした恒久平和を考えるー日本の空襲を通して』ー(2008年10/15:大野幹夫)
- 宇都宮大学付属小学校社会科・出前授業(12/4:大野幹夫)
- 宇都宮市立明保小学校社会科出前授業(12/9:大野幹夫)
- 立花ゼミ研究生、市内戦争遺跡案内 立花隆教授 立教大学4年生1名 東大2年生2名 立教大学社会人大学院生5名(2009年6/10:田中一紀・大野幹夫)
- ありんこ保育園・講演『宇都宮空襲と戦後の暮らし』(保育士、父兄対象8/24大野幹夫)
- 一条中大銀杏の実プロジェクト・講話『宇都宮空襲』(7/8:大野幹夫)
- 国家公務員労働組合・講演『宇都宮平和祈念館をつくる会と私』(7/8:田中一紀)
- 浄鏡寺・講演『命の尊さと宇都宮の歩み』檀家35名参加(11/3:大野幹夫)
- 宇都宮大学付属小学校・4年生自由研究課題「宇都宮空襲について」研究サポート(11/9:大野委員)
- 宇都宮大学付属小学校・6年生社会科授業出前授業「戦時下の暮らしと宇都宮空襲、紙芝居と講話」(12/17:大野幹夫)
- ユースワークカレッジ・紙芝居と講話「宇都宮空襲と戦時下の若者の生活」(12月21日:大野幹夫)
- 宇都宮市立明保小学校・6年生社会科出前授業「宇都宮空襲紙芝居と講話」(12/22:大野幹夫)
- ユースワークカレッジ第2回講義「宇都宮空襲その後と戦後の若者の生活」(2010年2/8:大野幹夫)
上演のお問い合わせ:宇都宮平和祈念館をつくる会
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