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◆開脚旋回(トーマス)◆
 @逆旋回で説明します。左足を下に落とす準備をします。
 A右手を離して腰を前に入れます。この場面を【入り(いり)】といいます。
 Bこの時点ではY字バランスを意識するようにして腰を入れて下さい。
 C腰を少しずつ反転させ、なるべく早い時点で骨盤の向きを入れ替えます。
 D骨盤の入れ替えが分かると思います。この場面を【切り替えし】といいます。
 Eこの時点ではIに到達させるまでの準備と言っていいでしょう。
 FここではAと対照的なのが分かります。この場面を【抜き】といいます。
 GFで右足を意識し、Eで貯めた右足を下から上へ引っ張るイメージです。
 H右手はしっかり真下に押す事を忘れず、腰を上へと引き上げます。
 I写真のように、後ろでは開脚上水平になる位がベストです。

◆下向き全転向3周下り(フェドルチェンコ)◆
 @旋回をなるべく大きくして勢いを付けます。
 Aこの部分では体を反ってあん馬を乗り越えるようにします。
 B手を早く動かし、肩を先行させ下半身は後から付いてくるようにします。
 CAと同様。
 DBと同様。手の付く場所を4箇所に決めて順番に手を付きます。
 EAと同様。
 F下でためて、肩を思い切り先行させます。
 G下でためた反動を利用し、体を大きく反って、上へと持ち上げます。
 Hこの姿勢が一番重要。反った姿勢を長く見せるようにします。
 I下を見て着地の先取りをします。

◆トラムロー◆
 @移動する方向を意識します。
 A軸腕に体重を移動します。
 B1ポメルに体重を預けます。しっかりポメルを握ってください。
 Cサイド旋回に入る準備をします。
 D馬端に手を付きます。なるべくポメルの近くに手を付くようにします。
 Eサイド旋回で勢いを付け、移動する意識をします。
 Fポメルに体重を預けます。しっかりポメルを握ってください。
 G軸腕に体重を乗せ、肩を先行させます。
 Hこの時、お尻を軸腕の上に乗せるイメージをします。
 I元の旋回に戻り、次の技の意識をします。