書類選考を突破する職務経歴書の書き方
ビルメンの職務経歴書はA4用紙1枚にまとめる(採用担当者が知りたいのはビル設備管理で経験した仕事内容と資格だけ)
ビル設備管理に関係ない職務経歴は簡単でよいがビル設備関連は具体的に詳しく。退職理由は前向きなもの、やむを得ないと思えるような理由にする。間違っても一身上の都合と書いてはいけない。ビル設備管理に直接関係ない資格の運転免許は履歴書に書く。ビル設備管理関連資格は多すぎて書ききれないので履歴書の資格欄に「ビル設備関連資格は別紙記載」と書いて職務経歴書に書く。職業訓練校は学歴ではなく職歴になります。
職務経歴書 (令和○年○月○日現在) 氏 名
平成3年4月 ○○製本株式会社入社(○○出版社の関連会社)
機械を操作しての製本作業
平成10年3月 書籍の出版部数が減って工場の臨時休業が増えたので退職 ←やむを得ない退職理由
平成10年4月 ○○タクシー株式会社入社
タクシー乗務員勤務(長距離客で稼げるのはテレビドラマの夜明日出男だけと知る) ←ここで笑わせる
平成19年9月 資格を取得してビル設備管理の職に就くため退職 ←前向きな退職理由
平成19年10月 埼玉県立〇〇高等技術専門校 ビル管理科(夜間部)入校 ←在職者訓練なので訓練修了直後でも別の訓練校に入校できる
第二種電気工事士の受験テクニック、ボイラー実技講習、危険物取扱者乙種4類の受験対策、講師から電気工事科入校を勧められる ←好感度をあげる
平成20年3月 同校同科修了
平成20年4月 埼玉県立○○高等技術専門校 電気工事科入校
低圧電気工事、シーケンスの基礎を学習、在校中に第一種電気工事士試験に合格 ←お勉強が出来る人間と思わせる
平成21年3月 同校同科修了
平成21年4月 ○○ビル管理株式会社入社 ○○市民センター勤務 ←会社の資本金や職場の面積などは必要ない
受変電設備の点検、非常発電装置の点検、冷温水発生機の運転、空調機の運転、冷却塔の清掃、フィルタの清掃、管球の交換、安定器の交換、コンセントの交換、トイレの修理、蛇口の交換、機械のベルト張り、軸受けの点検、グランドパッキンの交換、各種機械のグリスアップ、漏洩電流の測定、ルーフドレンの清掃、掃除機の修理、残留塩素の測定、配線用遮断器がトリップした時の原因調査と復旧、扉の開閉不具合調整、ボイラー取り扱い作業主任者、防火管理者、選任建築物環境衛生管理技術者、保健所や消防署への提出書類の作成、東京都や市役所からの質問状に対する回答書作成 ←経験したこと,出来ることは採用担当者が腰を抜かすくらい盛りだくさんに
平成27年3月 会社が指定管理者の入札に失敗、他の現場を打診されたが数が少ないので同僚に譲って退職 ←器の大きさを見せる
ビル設備関連資格(ハロワの講習では難関資格を先に書くと教えるがビルメンに関しては取得順に書く) ←資格取得の順序が一目で分かるようにするため
平成19年11月 第三種冷凍機械責任者免状
平成20年3月 危険物取扱者乙種4類免状
平成20年5月 二級ボイラー技士免状
平成21年2月 認定電気工事従事者認定証
平成21年3月 低圧電気取扱者
平成21年5月 第二種電気工事士免状
平成21年6月 一級ボイラー技士試験合格(免状は未申請)
平成21年8月 消防設備士乙種6類免状(消火器の整備資格)
平成21年10月 甲種防火管理者
平成22年2月 消防設備士乙種4類免状(火災受信機の整備資格)
平成23年12月 建築物環境衛生管理技術者免状(通称:ビル管理士)
平成25年5月 特別管理産業廃棄物管理責任者
平成25年10月 ガス溶接,アーク溶接技能講習修了証
平成26年4月 第一種電気工事士免状
平成26年5月 高圧電気取扱者
平成26年6月 マイクロソフト ワード スペシャリスト試験に合格
平成26年7月 マイクロソフト エクセル スペシャリスト試験に合格
平成27年1月 古物商許可証(看板は道具商)