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きょうの釣り談義は、・・・。     2022/4/14・・・、広瀬川中流に注ぐ支流での釣り談義・・・・。

何十年と釣りをして来た爺ジィーだが、ここは、昨年の夏より初めて釣った沢で・・・・、
余り渓流釣り場としては有名ではない沢なのだ・・・。
昨年はこの沢の中流より攻めて岩魚一匹を釣りあげておったが・・・・・。
今年は山女魚を釣りたいと思い、この沢の下流より釣り始めた・・・が、魚と言う魚の姿を見ることが出来なかった・・・。
山菜採りに転ずるにしても、タラの芽もまだ小さく、採れる状態でもなかった。
それにしても・・・、手ぶらでは帰れない自分がおって、コッフェルでお湯を沸かし、カップラーメンを食べたのち、
奥地に車を走らせた。
この沢沿いには、民家が10件ほどあったが、その民家も無くなって、1キロ進んだ所で林道にさしかかった・・・。
林道の両側は殆どが落葉樹でこの日は爽やかな風が吹いて、釣りには最高の条件だった・・・。
下流では小川のような流れも、やがて激しく流れる渓流が落葉樹の木々の間から見えてきた。
程良く沢に降りられるところ見つけて、小さな木々の枝に掴まりながらフカフカの土の斜面を足を滑らせ滑らせ・・・、
目は川の流れの方を見ながら見ながら・・・ゆっくりと沢に降りて行った・・・!

おっ! 大きな魚が深く遅い流れをゆったりと泳いでいるわいっ・・・。
めったに釣り人が来ない沢かな・・・?
餌はブドウ虫、さっそく大きな岩に隠れながら釣り糸を投げ入れた・・・。  すぅー、ぽちゃん・・・ !

ゆっくり流れる流れには、山桜の白い花びらが浮いて流れている。。。。
白色のブドウ虫もゆっくりと流れていったがいっこうに魚が餌を追わない。魚が餌を追わない・・・。
ははぁーん、白い餌が桜の花に見えているのだな・・・
・・・と、思って、川虫を取ろうとしたが小さな虫ばかりでエサとしては使えない。
そんなこんなしている内に、大きな魚の影が上流に走り上るのが見えた。うん、岩魚だぞ、かなり大きい。
腰を据え、丁寧に釣り始めた。都度都度 大きな魚の走る姿が見えるも一向に釣れず・・・!
この奥地には余り高い山はなくすでに雪解けはもう終わっていた。
水量も程々だが足を流されるような危険な場所もない。
所々砂岩のような岩肌がむき出しになり、その岩肌を水が流れ・・・水路のような川だった。

何度も何度も岩魚の影を見たが、すうーッと逃げていくばかりで、中々釣れない・・・

( 次ページに続く )