三線の奏でる八重山の民謡、沖縄の島唄はどこか懐かしい響き・・三線(体験)教室もおこなっております、お気軽におたちりより下さい
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14、5世紀頃中国から伝わってきた三線(サンシン)を、亜熱帯の光と風と土の中で、
定着させ、「絃声一体」のスタイルを編み出し、独特の音楽文化をつくりあげた、
たおやかさには、驚かされる
三線一つ一つの素材を解釈しなおした技と知恵があった。
三弦、三絃、三線・・表記の仕方は色々だが、その「テ―ン」という響きには、
沖縄の人と文化と歴史の紋様が織られている。風土の彫りがある。
夢や、希望や悲しみ、汗や涙や笑いをのせながら三線は、私たちの日常を綾どり、
人と人を、島と島を結ぶ国を開く。三線は進化する。
一つの楽器を巡って、人が回り、歴史が回り、アジアが回る。
大交易時代、琉球処分、シルークルー、鉄の暴風、米軍占領、日本復帰。
唐の世から大和の世、大和の世からアメリカ世。世、世、世。
いくつものユーがあった。
三線という楽器の履歴書には、そんな世替わりの世と世をくぐり、遊び、対話し、
超えてきた見事なテキストがある。
三線は、楽器を越えた、ある「何か」なのだ。
そして今、私たちは、どこからどこへいくのだろうか・・・
〜〜〜「Sound Rainbow 天に響めさんしん3000」(1995年8月)より〜〜〜
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