切頂十二面体 [3,10,10] Truncated dodecahedron
切頂十二面体です.
12個の正十角形と,20個の正三角形の合わせて32個の面でできています.
構成は他の切頂四面体や切頂立方体などと同様に頂点を切り落とすだけなのでイメージしやすいです.
正十二面体の20個の頂点を切り落とした形になっています.上の画像の緑の立体が正十二面体です.
この立体も見る向きによっていろいろな形に見えて面白いです.
展開図をアップしておきます.<切頂十二面体の展開図ダウンロード>
展開図では,すべての折り線は山折りです。
すべてのタグは山折にして貼り付けるようにしてください。
一応各辺の対応部分を同じ記号にしてありますが,適当にして結構です。
紙は郵便はがき以上の厚さがあるほうが良いと思います。たとえばケント紙などが良いです。
ただ,ケント紙はプリンターで印刷したとき色が鮮やかに出ないという欠点があります。
色をきれいにしたいならば,プリンター印刷用の厚口,超厚口の用紙に印刷するとばっちりです。
この立体はすべての辺の長さが等しいので,正多面体=プラトンの立体と似ている性質を持っています。
でも面の形が1つだけではないことが異なっています。
このような立体はアルキメデスの立体という名前だそうです。
アルキメデスの立体のシリーズもこれで第8作めです。アルキメデスの立体は全部で13個です。
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