どうも。 しげるです。( ̄∀ ̄*)イヒッ
なんだか急に、どうでもいいような・・・くだらない話を書きたくなりまして・・。
思うままに、ダラダラと書いてみました。
主人公は、人間ではなく【 犬 】です。(でも、つかつくの話です。一応・・・)
犬視点での話となりますので、その辺をご理解いただいた上で、お読み下さい。
また、思いつきのままに書いた話ですので、つかつくの設定があやふやです。
書き終わってみると、短編の「start a new life」の後あたりかなーなんて思います。
それでは、興味のある方は、以下のヘボSSをどうぞ(´ω`)
C h i b i
やあ はじめまして。
きみの名前は何て言うの?
えっ?僕? 僕の名前?
僕の名前は、えーっと・・・うーんっと・・・
ななし・・・・ そう! ななしのごんべ。
だって・・・ 名前をつけてもらう前に 捨てられちゃったんだもん 僕。
ねぇ 君はどう思う?
僕 何で捨てられたんだろう。
何が悪かったんだろう・・・わからないや。
もしかしたら・・・・ 大変だったのかな 僕がいると。
だから 今のところ 僕のお家 は このダンボール。
ちょっと寒いけど そんなのヘッチャラ。
大きな声で鳴いていれば 体もだんだん温まってくるし。
だけど・・・・ お腹空いたなぁ。
いっぱい吠えすぎちゃったのかな。 お腹に力が入らないや。
だってほら 吠えようとしても変な声しか出てこない。
くぅぃ〜ん きゅうぃ〜ん
・・・・って ほらね。
僕 男の子なのに ちょっぴり情けないよね。
あっ でも大丈夫! 君のことは食べたりしないよ。
君が鼻の上に止まってると 何か楽しいし 独りじゃないから嬉しいんだ。
って あっ! 待ってよ。行かないで!
もうちょっと ここに居てよ。
ねぇ ちょうちょさん 待ってー。
・・・・・・・・・ あ〜ぁ 行っちゃった・・・。
また 独りぼっちか・・・・。
あぁ お腹すいたし 寒くなってきたし・・・ どうしよう。
これからどうなっちゃうのかな・・・ 僕。
「何やってんだ? おまえ」
「しぃーっ!」
・・・・ ん? 誰だろう?
僕の上で 誰かの話し声がする。 人間?
「げっ! 犬かよ!」
「うっさい! デカイ声出さないでよ! 起きちゃうでしょ?!」
僕? 僕のこと?
あっそっか・・・ 僕 寝ちゃったんだ。
だって独りで詰まらなかったし・・・・
「なんだって、こんなところに犬がいるんだ?」
「・・・・捨てられちゃったんだよ、きっと・・・」
そう。 捨てられちゃったんだ。
僕・・・ 何にも悪いことしてないのに。
おまけに お腹が空きすぎて 大きな声も出ない。
寒いし 寂しいし お腹空いたし・・・・ もう泣きたくなってきたよ。
くぅぃ〜ん きゅうぃ〜ん
「なんだ? 犬のくせに泣いてんぞ?」
「はぁ? あんた何言ってんの? 普通、犬だったら鳴くでしょうが!」
「ぱーか。犬っつーのはな、吠えるんだよ。 ほ・え・る・の!」
「うっさい! バカに バカ呼ばわりされたくないっての!」
「何だと、てめ。・・・しかし、くぅい〜ん だなんて、犬らしくねえ犬だな」
「きっと、お腹空いてるんだよ。かわいそう・・・」
うんうん。僕 すっごくお腹空いてるの。
だから思うように吠えられない。
だけどお姉さん・・・ 僕に構わず行ったほうがいいと思う。
だって・・・ 後ろのお兄さん 早く行きたそうだよ?
「それにしても 可愛いワンちゃんだね」
うわっ! ダッコされちゃった!
どどどどうしようっ!
お姉さん・・・・ 暖かぁ〜い。
嬉しい 嬉しい! お礼を言わなくっちゃ。
きゅうぃ〜ん
「きゃー、きゅうぃ〜ん だってぇー。 可愛すぎ♪」
僕の顔に ホッペをスリスリする お姉さん。
あぁ・・・ 幸せ。
「おい 止めろよ、牧野! ビョーキ移んぞ?!」
「何言ってんの! こんな事くらいで、病気なんか移らないって!
それにこの子が病気持ちかなんてわかんないでしょ?!」
「まっ・・まぁ、そりゃそうだけどよ・・」
「あんたも抱いてみれば? フワフワしてて気持ちいいよ♪」
「うぉ! いいっ いいっ! 俺はいいから、早く戻せ」
「あっそ。でも、こんな可愛い子、捨てるなんて・・・酷い」
「・・・・・・しょうがねえんじゃね? そいつにもいろいろ事情があんだろ」
「そう・・・ かも知んないけどさ・・・・」
お姉さんが 僕を目線の高さまで抱き上げる。
お姉さんの目・・・・ すごく綺麗な瞳 だね。
何かを深く考えてるような・・・ すごく力強い感じがする。
それに・・・・ とてもキラキラ輝いてるよ?
そんなお姉さんが 僕の位置はそのままに 顔だけくるりと後ろに向けた。
「ねぇ・・・ 道明寺」
「///// ぐっ!! なっ何だよ。・・・・っつーか、その目止めろ!///」
「この犬・・・・・」
「あっ? 犬? ―――――――
・・・・・・・・・ おっ・・おい、まさか おまえ・・・」
「飼っちゃダメ?」
「だ・・・・ダメに決まってんだろっ!!」
お兄さん・・・・ そんなに引かなくてもいいじゃないか。
顔が青ざめてるよ?
お姉さんが言ってくれたことは・・・ 素直に嬉しいと思う。
僕もお姉さんみたいな優しそうな人が ご主人様だったら・・・
でもいいんだ。無理しないで?
お兄さんは犬が苦手みたいだし ペット禁止の家って多いんでしょ。
僕は・・・・ 大丈夫だから 離してっ。
ジタバタと暴れてみせる僕。
「わっ! こっこら、暴れないの」
「ほっ・・ほら! そいつも嫌がってんだろ?! 早く戻せって!」
「でも・・・・」
「いいからっ! どのみち、俺らのマンションはペット禁止だろ? 無理だって!」
「・・・・・ そうなんだけど・・。 ・・・・ごめんね、チビ」
えっ? ちび? それ僕の名前?
一瞬 喜んでシッポを振ってしまった僕。
だけど ――――――――――
僕の体は お姉さんの柔らかい手から ガサガサのダンボールへ。
やっぱり・・・・ 僕のお家 はここなんだ・・・よね。
「ち・・ちび? おまっ、何 名前なんか付けてんだよ!」
「だって・・・・ ちびっちゃくて可愛いんだもん」
「だからって・・・・・」
「わかってるわよ! 飼えないって言うんでしょ!」
お姉さんが不機嫌になって お兄さんは ちらっと僕を見下ろす。
何だかその瞳 が威圧的に見えて 僕は身を屈めて小さくなった。
「ちょっと! 何睨んでんのよ?! 怖がってんじゃないの!」
「あぁ? そんなんじゃねえよ」
「まったく、犬にまで威圧してどうすんだつうの」
「そんなんじゃねえっつってんだろうが!」
ちょっ・・・・ちょっと、ちょっと お二人さん。
そんな 僕のことなんかで喧嘩しないで。
僕は大丈夫だから 早く行きなよ。
・・・・っと言っても 動く気配ゼロの2人。
えーっと うーんっと・・・ そっか! 僕が吠えたらいいのかな?
これでも一応 犬なんだし 吠えたら怖がってあっち行くかな?
ヴゥ〜 ワンッ ワンワンッ グルル〜 ワンッ
「ほら! あんたのせいで チビが怒ってんじゃないの」
「誰が俺のせいだって? いいから行くぞ!」
「っんもうっ!」
「ほらっ!」
「わかったわよ! ・・・・ ごめんね、チビ・・・」
歩き出した2人。
お姉さんが 僕のほうを振り返り 寂しそうな瞳 をする。
お姉さん・・・ そんな瞳 で見ないでいいよ、僕は平気だから。
そんなことより 早くあっち行って!
早くあっち行ってくれないと ――――――――
ワンッ ワワンッ ワンッ ・・・ キュ〜ゥン・・・
ほらね・・・ ガス欠。
お腹空いてるから これ以上は声が出ないよ・・。
でも・・・ 良かった。
もう お姉さんたちは小さく見える。
たぶん 今の声も聞かれてはいないだろう。
・・・・・・・・・
あ〜ぁ また独りになっちゃった。
どうしよう・・・・ また・・・寝ようかな・・・・・
―――――― ポツッ
――――――――――ポツ ポツッ・・・
ん・・・なに? 雨?
どんどん体が濡れていく。
屋根のない僕のお家 。
僕・・・ このままびしょ濡れになるしかないのかな。
何だか 本当に悲しくなってきた。
なんで僕がこんな目に合わなくちゃならないんだ。
なんで僕なんだ。 なんで なんで・・・・。
どんどん濡れる僕の体。
僕は男の子だから 泣いちゃいけない。
だけど――――――――――
今なら・・・ 今だけなら 泣いても判らないかな。
どうせ雨で濡れるんだもん。
ちょっとぐらいなら 泣いてもいいよね・・・・
くぅぃ〜ん きゅぅい〜ん くぅ〜ん
「なんだよ、おまえ。 また泣いてんのか?!」
声と同時に 止んだ雨。
顔をあげると 傘を持った さっきのお兄さんが立っていた。
パニックになる僕。
ズルズルと狭いダンボールの中を後ずさりする。
「あのなぁ・・・・ っんな怖がんなって」
溜息を吐きながら お兄さんがしゃがんだ。
脇に抱えたタオルを取り出し ゴシゴシと僕を拭く。
痛い! 痛いよ!
でも・・・ 気持ちいい。
「・・・・よしっ。 これで ちったぁー綺麗になっただろ。
ところで・・・・ おい、おまえ!」
グイッと顔を前に出す お兄さん。
なっ・・・・何です・・か?
「あのバカ女。 さっきっから、おまえの事ばっか気になるらしくって
俺が話しかけても、返事もしやがらねぇ」
バカ女?
あの さっきのお姉さんのこと?
そっ そんなこと言われても 僕・・・・ どうにも出来ないよ。
「だから・・・その、なんだ。/// おまえをうちに連れてってやろうと思ってよ」
―――――――――― えっ? 僕を?
連れて行く? 家に?
・・・・・・・
あっあの それって・・・・・・ 僕を飼ってくれるってこと?!
ほっ本当に?!
「おまっ・・・・ シッポ振り過ぎだ、ばか!//」
・・・・あっ ごめんなさい。
だって だって だって!! 嬉しい!!
「ただしっ!!」
――――――――― ビクッ!
「うちに来るからには、条件がある!」
じょ条件?!
「うちに来るのはいいが・・・・ 俺と牧野の邪魔はするなよ?/////」
――――― ・・・・・・・ はい?
「その・・あれだ。///// 例えばだな・・・・・俺と牧野が
き・・・・ キ・・・ キスとかしてる時にだな・・・/////////」
キス? キスって何だろう?
あのペロペロ舐める事のことかな?
なんで そんなことで顔赤くしてんだろ このお兄さん。
そんなに恥ずかしいことなの?
あんなの・・・ ただ嬉しい気持ちを表現してるだけなのに。
とにかく・・・・・・・
嬉しい僕は シッポをフリフリ 舌を出してジャンプする。
お兄さんに届くように。
お兄さんの顔に ペロッと僕の舌が届くように。
「・・・・・・・。
やめた、アホくせぇ・・・・・・/////」
そう言うと お兄さんはタオルで僕を包んで立ち上がった。
雨の中 相々傘のお兄さんと僕。
そう言えば・・・・・
最初に僕が泣いたとき
このお兄さんは 『犬のくせに泣いてんぞ?』 って 言ったっけ。
2人が立ち去るまで吠えていたときも
最後 ガス欠の声が出たとき お兄さんの耳はピクリと動いた。
そして、さっきは 『また泣いてんのか?!』 って 呆れられて・・・。
もしかしたら・・・・・
お兄さん わかったのかな・・・・。
僕が寂しいって思ってたことも 僕のお腹が空いてたことも
僕が泣いていたことも――――――――――。
そう思ったら 何だか急に嬉しくなってきて
お兄さんのホッペを ペロリと舐めた。
「うぉっ! てめっ 何すんだ、このやろう!」
ビックリして お兄さんが変な顔をする。
僕は調子に乗って ペロペロ舐める。
「やめろって!!////」
タオルを顔に掛けられて 僕の視界からお兄さんが消えた。
僕は急に寂しくなって また情けない声を出す。
きゅぅい〜ん くぅ〜ん
「だぁー、わかったよ! 取りゃいいんだろ! 取りゃ!」
そう言って お兄さんがタオルを退けた。
僕はまた嬉しくなって お兄さんを舐める。
今度は ――――――――――
お兄さんは抵抗しなかった。
だけど 抵抗しない代わりに ひと言。
『おまえ、それ 牧野にするなよ! あいつの口にキスしたら、ぶっ殺すかんな!』 と睨まれた。
僕が・・・キス?
傘を畳んで お兄さんがチャイムを押す。
ガチャリという音とともに さっきのお姉さんが現れた。
僕を見るなり お姉さんの表情は パァッ と輝いて
僕はあっという間に お姉さんの腕にすっぽり包まれる。
とても嬉しそうなお姉さん。
そんな お姉さんを 優しい瞳 で見つめるお兄さん。
2人の視線がぶつかって・・・・・
どちらからともなく 2人の唇が重なった。
あぁ これがキス?
なんだ こんなこと人間同士でしか出来ないじゃん。
それにしても・・・・・ 2人の間に挟まれたままの僕。
何だか ひとり 除け者にされた感じがして 面白くない。
僕は2人の間でジタバタして お姉さんの顔をペロペロする。
「あっ! おいっ、牧野にすんなって言っただろ!」
お兄さんが怒ってる。
だけども僕は ペロペロ ペロペロ
やがて 僕の舌は お姉さんの唇に辿り着く。
「きゃぁ、チビ。くすぐったぁーい♪」
喜ぶお姉さん。
「なっ・・・、てめー!! 牧野にキスすんじゃねー!」
怒るお兄さん。
それからは ――――――――――
よく解らないけど 僕は2人の間で取り合いになった。
途中 目が回りそうになったけど なんだかそれも ちょっと楽しい。
だって 独りじゃこんな遊び 出来ないでしょ?
なんか僕・・・・・、とっても良い人たちに拾われたみたい。
僕 良い子にするからね。
だから
今日から ――――――
宜しくお願いします!!
「わんっ♪」
〜fin〜
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
何気なーく、書いてみた作品ですが、思いのほか楽しかったです。( ̄∀ ̄*)イヒッ
そして、結構スラスラ書けました。
たぶん・・・・ 2人の心中とか、細かい背景を書かなくていいからだと思われ。
いいな・・・、この手法。簡単だし。 ←おいっ!
なんか、癖になりそうです(笑)
また、chibiシリーズ書いちゃうかも。 ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
そんときは、どうぞヨロシクです。
−しげる−
2007.10.26
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