此れまで、訪れた各地の写真など見ながら、また、その時々の思い出をよみがえらせながら、描いた絵歌のいくつかをならべてみました。 景色は花や人物と違って、感情が表面に出ないので、私にとって、描くのが一番難しい。 
南禅寺から疎水

朝早く起きて、南禅寺の裏から疎水に沿って散歩する。 つんと冷気が鼻先にあたり、清清しい。 哲学の道につく頃は、同じように散歩している人が増えてきた。

今でも京都の北の地域に貴重な水資源として供給。
千鳥ケ淵

毎年のように花の時期には見物に行った。 上から見るとぎっしり桜の花びらの絨毯のよう。 轍(わだち)がひとつ出来、ひとつ消えては行く。来年も同じ景色を見たいものだ。

富津岬

去年も、今年の夏も殆ど旅行が出来なかった。 せめて、近くの房総の富津岬にドライブ。 帰りにハイビスカス、琉球朝顔を買う。
このとき買った二つの花は今年もベランダを賑わしてくれた。
千曲川

初めて信州へ。 千曲川を望む懐古園の展望台。 真田幸村ゆかりの地で。懐古園には島崎藤村の資料館があり、また、萩が綺麗だった。
戦場ヶ原

戦場という名前がついているので、多くの武将たちが血を流した戦の跡地と思っていたら、そうではなく、その風景が広々としていることでつけた名前らしい。 壮大な松林を見ていると外国に行っているような感じだった。
楽天知命
天命を悟って楽しむ。
孔子も五十にして天命を知るといった。 不惑(40歳)、知命(50歳)、耳順(60歳 我 もうすぐに)
竜頭の滝

紅葉の始まりがここ日光の竜頭の滝といわれている。滝の上から下ってくる途中がいいらしい。 時期的に少し遅かったので、色がさめていたが。

上善若水 老子

最上の善は水
ー万物に利託を与えてる。
ー低いところ低いところに流れる。
ーだんだん大きくなり海になる。



御用邸
日光田母沢(たもざわ)にある大正天皇の御用邸が改修を終え、初めて一般公開された。 奥にあるのが天皇陛下が座っていた椅子。 座ろうとしたら、係りの人に止められた。古い館だが、落ち着いた由緒あるつくりだった。 また、庭が素朴な感じでよかった。

花摘み

ポピー、金魚草、ストックなど房総は1月、2月は花盛り。初めて、花摘みを経験。 花の香りが漂い、一瞬、昔の乙女に。

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